第3章
月光校庭のエクスカリバー
第74話 強敵現れました!
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しては申し分あるまい♪」
「……無茶苦茶だ!」
「……こいつ、マジで頭がイカれてやがる!」
まあ、そんな奴に協力してるフリード達もイカれてるか。
「ふふ、私達もイカれてるって言いたそうな顔をしていますね」
「十分イカれてるだろうが!」
「まあ確かに六万人以上も殺している男や人を切り刻んで殺す事に快楽を覚える男は端から見ればイカれている事なんでしょうね」
「イヒヒ、俺にとっちゃ褒め言葉だからあんまり言うんじゃねえぞ。照れるぜ♪」
「キャッハハハハッハハ!うちのボスやこの二人のこのイカれ具合がステキで最高でしょぉッ♪俺もついつい張り切っちゃう訳さ♪こ〜んなご褒美まで頂いちゃうしさぁ♪」
そう言って神父服を拡げ、左右に一本ずつ、手に持つ一本を加えて合計三本のを剣を見せびらかし始めた。
あれってまさか!?
「……エクスカリバー…」
「……もしかして、あいつの持っているの全部!?…」
「……その様ですわね…」
「……マジか…」
「むろん全部使えるハイパー状態ナンザマス♪俺って最強ぉ♪ウフィフィフィフィフィ♪あぁ、この擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)もツインテールのお姉さんからゲットさせていただきやしたんでぇ♪」
そう言って腕に巻いていた紐を見せびらかしてきた。
よく見たらあれってイリナが腕に巻いてたヤツじゃねえか!
……最悪だなオイ…。
「……戦争をしよう…魔王サーゼクス・ルシファーの妹リアス・グレモリーよ!」
ゲッ!?
そう言いながら光の槍を撃ち込んできやがった!?
「みんな逃げて!?」
「うわっ!?」
あっぶねぇ…。
俺達は光の槍をなんとかくらわないように避けるなり、防ぐなりした。
槍が止むとあいつらの姿が無かった。
「どこに消えた!?」
「……あそこに向かいました」
小猫ちゃんが指差す方向には俺達の通う駒王学園があった。
「あいつらマジで学園を!?」
「……いえ、学園を中心にと言っていましたからそれだけではすまないでしょう…」
「……そうね…」
「それって!?」
「……あのクラスの堕天使ならこの地方都市程度滅ぼす事など容易いでしょう…」
……この町が…。
俺の脳裏に吹き飛ばされる町、クラスメイト、親友、両親のイメージが浮かんでしまった。
「……くっ…ふざけんな…ふざけるなよクソ堕天使!テメェの好き勝手にさせてたまるか!!」
「イッセー、学園に向かうわよ」
「はい!」
俺達は急いで学園に向かった。
現在、会長達が学園全体を結界の様な物で覆っていた。
「学園全体を結界で覆いました。余程の事が無い限り外への被害は食い止められるはずです」
「ありがとう、助かるわソーナ」
「……ただし、現状が維持されていればの話です…」
「……そうね…」
部長と会長が話し込んでる中
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