第3章
月光校庭のエクスカリバー
第74話 強敵現れました!
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(……結局、昨夜から明日夏からも木場からも連絡無しか…)
昨夜、明日夏が木場達の後を追ってから一晩経っちまったけど、二人からは何の連絡が来てなかった。
木場はともかく、明日夏は絶対連絡を寄越すと思ってたんだけど…。
念のため千秋達にも連絡が来てないか聞いたけど、やっぱり来ていなかった。
(まさか!?明日夏の身に何か!!)
「最近、難しい顔をしてばっかだなぁイッセー?」
「うぉわぁ!?」
いろいろ思慮しているたら、いきなり松田と元浜がどアップで話し掛けてきたもんだから、思いっきり驚いてしまった。
「出し抜けにアップは寄せ!!」
野郎のアップ何か見たかねえんだよ!
美少女のアップを寄越せ!
そんな俺の思いなど知らない二人は話し掛けてくる。
『あれかぁ?リアス先輩のおっぱいと姫島先輩のおっぱいと、どちらを揉むべきか悩んでるとかぁ?』
「……そんなの毎日思い悩んでるさ…ちなみに…」
『ちなみにッ!!』
「張りはリアス部長の勝ちだ!柔軟性は若干朱乃さんが上だが、だがしかし形状なら部長の方が…いやでも、朱乃さんも先端の輪のバランスが大和撫子って感じで悪くない!」
「先端!?」
「輪!?」
「単純に手で揉むなら、ボリュームの朱乃さんだが、部長もでかくてなぁ…ん?」
『ぐぅぅぅぅっ……』
何か松田と元浜が泣きじゃぐっていた。
「……イッセー、お前いつか先輩達の信者に殺されるぞォッ!!」
「……俺達も含め、たくさんいるんだからなァッ!!」
「……松田…元浜……おっぱいは命より重い!…」
「……うぅ、深い!…」
「……心に響くぞ!イッセー!…」
松田と元浜が俺の深い言葉に感涙していた。
って言うか、さっきまで危険な状態の親友や仲間の心配してたのに、いつの間にか目の前の親友達におっぱいについて深く語ってんだ俺?
そんなこんなしながら、俺は明日夏のいない学園を過ごした。
「……そうですか。木場どころか明日夏からさえも…」
「いっさいありませんわ」
放課後、部長達に明日夏達の事を聞くが、何も分からないみたいだ。
まあ、部長達に内緒で行動してたから、バレた事を知らない明日夏達が部長達に連絡を寄越すはず無いか。
「まあ、あの手練れの五人も一緒だし、はぐれ神父の二、三人ぐらいならと思っていたけど…」
……俺、余計な事をしちまったのかな…。
「あのまま木場先輩を一人にしてたら、きっとはぐれになってたかもしれない。私達が一緒にいることである程度ストッパーなってたはずだから、イッセー兄がした事は決して余計な事なんかじゃないよ」
うつむく俺の手を千秋が握り、微笑みながら俺に語りかけてくれた。
「サンキュー千秋」
「うん」
千秋の頭を撫でながら言うと、千秋は気恥ずかしそうにしながら返事をした。
朱乃さんが俺達のや
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