第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第五話 ティアナの思い、なのはの思い
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魔法類のしようは禁じられている以上そこまで早いスピードはでない
着いたときには反応があった場所ーー駐車場はひどい有様だった
「間に合わなかったか....前線は陽動か」
[遠藤指揮官、戦闘終了しました。いったん前線メンバーとの合流を]
ロングアーチから連絡が入った。俺はそれに了解と返してその場を後にした
合流した後はティアナのミスショットの話を聞いた後、現場検証をしてから撤収した
その間にユーノが居たの知らなくて後ろからこえかけられた時はびっくりした
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「ふっ、ふっ、はっ!」
俺は夜になってみんな眠りについてから近くの林の中で剣を振っていた
「これ、っで、一万!」
最後の一回だけ本気で振って目の前にある木を一心で切った
そのまま青眼に構えてゆっくり息を吐き出した
「次はあの技を」
俺は向かいにスフィアを設置してそこから10秒ごとに魔力砲が放たれるように設定する
これからやるのはそれをひたすらそのままスフィアに向かって返す訓練
しばらくやるがいっこうに出来る気配はない
切ってしまうか後ろに飛んでいくかの二択だ
「くっそ。できない...」
俺はこの訓練を六課にはいってからずっとやっている
技の名前は鏡花水月
鏡花の上位、剣戟だけでなく他のもすべて跳ね返すわざ
俺には剣で魔法などに対するカウンター技を持っていない
故にそれを身につけようとしているのだが...
「感覚すらわからない。こんなの始めてだな...」
俺は手に持つ剣ーー運命刀をみる。
漆黒の刃と柄、長く使って来た相棒
いつもは剣が教えてくれた。でも今回は違う
まるでこの技自体が間違っているかのように
「わからん。それとも根を詰めすぎたか」
俺は今日はもう休もうと思い、隊舎に戻った
しかし、その途中で声が聞こえてきた
「それでも、詰め込みでもしないとうまくなんないんです。凡人なもので」
ティアナの声か?
俺はその声が聞こえてきた方向に足を向けていた
「俺からすれば、お前は十分優秀なんだがな。羨ましいくれーだ」
「ヴァイスもいたのか」
俺が声を掛けるとそこにいたティアナとヴァイスの両方が俺の方をみた
「なんでこんなところに蒼炎さんが...?」
「蒼炎の兄貴。その格好てことは」
「ん、俺の格好?って今は道着に袴だったな」
今着てるのは昔使っていた剣術用の道着だった
そして右手には運命刀持ったまんまだったな
「少し剣術をな。それで、ティアナは休めと言われたのに自主練習か?」
「あ...えーと」
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