第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第五話 ティアナの思い、なのはの思い
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して従っている
いい人もいっぱいいるしな
「さて、と。何もないようなので本題に入りませんか?ゲイズ中将」
っと、他のこと考えてる間に全部終わったっぽいな
クロノがそう提案すると一回舌打ちをしてからレジアス中将が話を始めた
「今日で、お前が入局して10年を過ぎた。これまで公にできないことも含めてよくやってくれた」
「いえ」
珍しい。レジアス中将がこういう場所であからさまに褒めるなんて
「そこでだ。今までの功績からみて、もう離反はないと考えた。よって、遠藤蒼炎一等陸佐にかけられたギアススクロールの破棄をしても良いというのが上層部の総意だ」
え....?
「本当ですか...?」
「ああ、本当だとも。これは僕たち本局上層部と地上本部上層部の共通見解だ」
「本来は我々が謝らねばなるまい。今まで危険な仕事を任せていたのに我々の都合でよりリスクを背負わせることになった。地上本部を代表して謝らせて欲しい」
レジアス中将が頭を下げた。そんな光景を俺は今まで想像したこともなかったし、考えつかなかった。俺の中でのイメージは椅子に座ってどでんと構えてる感じだからな
「い、いえ。頭を上げてください。この措置は組織として当然だと思いますし...」
「それでも、だ」
俺はなんだが気恥ずかしくなって目を背けてしまった。そしたら背けた方向にはカリム少将が微笑んでいた
「レジアス中将は貴方の為人を知ってからはずっと言っていたんですよ?なんでこいつにここまでしなければならないのかー、って」
「な...今その話を蒸し返すのか」
「へぇ...レジアスさんにそんなところが」
レジアスさんが慌てている。こんなところはなかなか見れない
「コホン、三人とも今はまだ公式な会議なのに普段の口調になってるぞ、といってももう本題は過ぎたからいいか。それで蒼炎、この話は」
「もちろん受ける。というか受けない理由はないだろう?」
「なら」
俺の向かいにいる三人がある紙を取り出す
そして俺はそれとまったく同じ紙を宙から取り出した
「では、破るぞ?」
レジアス中将がそういい、クロノ、カリムさん、俺と紙を順番に破り最後にレジアスさんが破いたら、紙が自然に燃え出した
これはあらかじめ決めておいた破棄の方法だ。身体に呪いをかけるのではなく紙がある限り呪いを掛け続けるというタイプのギアス
よってその破棄は紙を完全に燃やせばいい
ただし、この紙は特別製で指定の手順を取らないと直ぐに復元されるというものだ。その指定の手順がいましたことだ
そして、俺の中にあった鎖のようなものが消えた気がした。それでもまだ違和感がある
それも時期に慣れるだろう
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