第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第五話 ティアナの思い、なのはの思い
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を後ろに置いて、車を走らせた
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「あー、緊張する....。いつになっても慣れないな」
<まあなれる方が問題だな>
アルティメイタムと話してるうちについに地上本部最上階会議室前に来てしまった
俺は深呼吸を二回して、扉をノックした
コンコンコン
「遠藤蒼炎一等陸佐、出頭いたしました」
「入れ」
ガチャ
という音とともに俺は部屋の中に入り、敬礼する
「座れ」
声を掛けたのは俺の目の前の席に座っている、現地上本部長のレジアス・ゲイズ中将
「は」
俺は空いていた席に座る
この部屋の席と机の配置は、俺を真ん中に前と左右を囲まれている状態だ
これが、定例会議の何時もの配置になっている
「では、遠藤蒼炎に関する定例会議を開始する」
ここに集まっているのは地上本部の長、教会騎士団の長であるカリム少将、本局を代表してクロノ提督だ
「前回の定例会議から犯した規定違反はゼロ...か。しっかり守っているようだな」
レジアス中将がこっちを軽く睨むがその視線を受け止める
それを始めに、色々な質問をされてり、封印の確認をされたりとかされた
なぜこんなことをしているかというとだ
俺は管理局に正式に入るとき、様々なことを聞かれた
それは、魔術に関してだったり宝具に関してだったり、あるいは起源弾だったり
闇の書事件で見せた手の内に関してはすべて聞かれた
それに関しては答えられる範囲は答えた。もちろん、魔法に関してなんかは話してないが
その結果、正式に入る条件として以下のことが提示された
・許可なく大規模な魔術、宝具及び起源弾の使用を禁ずる、ただし緊急時に関してはこの限りではない
・特務部隊に一定期間所属すること
・毎月定例会議を開く、その他不定期でも会議を開く
・何かしらの違反を起こした場合、ささいなことでも例外なく通常より一段階上の処罰を適用する
・管理局に離反した場合、関係者に何が起こっても干渉しない。ただし、正当な理由がある場合のみすべての制限から解放される
・以上をギアススクロールによって契約することとする。なお、これの破棄は管理局の上役と遠藤蒼炎両名の合意があったときのみ可能とする
理由は、俺という過剰戦力が離反を起こさないようにである
内部からの離反の可能性がある以上、受け入れられないと言われ、ギアスを使ってまで縛られた
別に文句はない。もともと離反するつもりなんてないし、ギアススクロールなら解除する方法は一つだけあるからだ
もっとも、そんなことは管理局がゲスい組織だったらやろうと思ってただけで、そうでもなかったのでいまもこう
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