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緋弾のアリア 真実の皇偵
蒼太とアリア
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ど今回は勝てると思った」

負けを悔やんでいる。
以前、初めて会った時に撃ち合いは俺の勝ちだった。
アリアは自分の負けを認め俺は立ち去った。
俺は勝敗に興味を持っていないが俺とアリアの考えは違う。
アリアは敗北を悔やんでいる。

「アタシ、強くなりたい」

執念を感じる。
本気でアリアは強さを望んでいる。
今以上に強く今以上に賢く計算的に以前よりも強く。
アリアの考えが見るだけで解る。

「負けたからなんだ?」

俺は強さを望んでいるアリアに嫉妬した。
強さを望み前に進める人間に嫉妬した。

「負けたら諦めるのか?
違う負けたら次に勝つ為に努力しろ!」

一度の敗北が連鎖してアリアは泣いた。
アリアにとっての敗北は俺より重く深いかも知れないがアリアは生きている。
生きていれば次に勝つチャンスは幾らでも有る。

「お前は弱いだから強くなれる!」



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