第零章 前世の前世編
第零話 戦いの末に……
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そして俺、は戦いの中に身を投じ、そして、意識を絶った。
そして俺は、また、白い空間にきて居た。
またとは何故なのか、それはすぐに分かるだろう。
「俺は…はっ!!洸太は?戒斗!!それに舞、皆はどうなったんだよ?」
『皆は貴方のおかげで救われました、貴方が、運命を選んだ結果です』
「か、神様?なんで、俺はまたここに?」
『貴方は、世界を黄金の果実の力で変えたあと、皆に看取られ死んだのですよ、貴方の死は、黄金の果実ですら覆せなかった。運命はやはり、そんなものでは覆せないのですね』
「そうだったんですか…皆は、今幸せですか?」
『えぇ、皆、貴方の死を乗り越え、 貴方の作った新しい世界で、頑張っています』
「そうですか…それならいいです、皆が幸せで居られれば、それが俺の選んだ運命だから」
『そうですか…その件はもうよろしいですか?』
「はい、もう未練はありません、それで、なぜまたこの場所に、まさかまた転生ですか?」
『世界を救った貴方に、お願いがあるのです、私の他にも神が居ることは前の転生の時に話しましたよね?』
「えぇ、はい、覚えてます。それがどうかしたんですか?」
『はい、そうなんです、今実は悪質な転生者が、いろんな世界で、とんでもないことをやらかして居るんです、それも、世界を壊すような』
「それって…まさか、あいつですか?」
『はい、貴方が最初に転生する時に、私の許可なく特典をつけずに転成させようとした、あの者です、その神が、勝手に人を殺し、転成を次々とさせて居るようなんです。そしてその転生者達を、倒す役目を貴方にはやって貰いたい、やって貰えますか?神の方はもう処罰はしてあります、消滅の刑でもういませんですが、転生者達は残っています。もちろん嫌なら、強要はしません、その場合は別の者を用意し、貴方には平和な世界で暮らして貰います。どうでしょう』
「それは…転生者を…人を殺せって事ですか?」
『はい、無理ならいいですよ、貴方が絶対にやることではないので』
「いや、やります、俺にやらせてください」
『本当に良いんですね?貴方には関係のないことなんですよ?』
「例え関係ない事でも、他人の幸せを奪う事は許せないんです、人の幸せを守るためなら、俺は…【人だって殺せる】現に俺は、もう人を何人も殺しているから、今更何人人を殺めたって、問題ないそれに…俺の幸せを捨てたって良い、だからお願いします!!神様」
『分かりました、貴方の覚悟は本物のようですね、それでは戦うための力を授けます』
そう、神が言うと、俺を指差すと、指先から光がこちらに向かって出てくる、そして俺の胸に吸い込まれる、前と同じだ、最初の転生の時と。
『貴方には、様々な能力を与えました、その能力は、世界に行った時に確認してください、確
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