暁 〜小説投稿サイト〜
少年少女の戦極時代U
運命の決着編
第124話 “ビートライダーズ” B
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「何だよアイツ、インベスゲームの時のと大違いじゃん。リミッターカットなしで実体化とかそもそも反則だし。あー、いつ暴れ出すかと思ったぁ」
「お疲れ様」
「ん。舞は?」
「まだ寝てる。早く起きてくれたらいいんだけど」
「とにかく中に入らねえと。濡れたのも乾かさないとまずいかもだし」
「今度はあたしが運ぶよ」

 ペコは「あの」イザナミインベスを操って帰ってくれた。ここからはチャッキーの番だ。

 チャッキーはどうにか舞をおぶさった。ペコが代わると申し出たが、これ以上、彼の傷に響くことはさせたくなかった。
 それに、舞は意外と重くなかった。
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