第七話 悪夢のパトロール
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ル!」
先鋒のフローゼルを出した。
「…フフ、そのバッジ、保護団員のものですね。」
丁重に話す若い男…二十代前半くらいといったところだろうか。
「お前達がリングマを…!お前達はなんなんだ!最近の事件の犯人か!?」
「これはこれは向こう気が強い人ですこと。まあ、それを否定したところでアナタのような人は信頼しないでしょうね。しかしアナタは力不足、悪いことはしないのでお家に帰ってください。」
「誰が帰るか!ハクタイの森を荒らした罪は重い!お前達を絶対にとっ捕まえてやる!」
全く態度を変えないツヴァイの様子にハァと男はため息を吐いた。
「仕方ありません。力づくでも。」
「リーダーが出るまでもない、ゴルバット、行け!」
ゴルバットがいきなりこちらに迫ってくる。
「フローゼル、氷の牙!」
近づいたのを利用してゴルバットの翼に噛みつくと冷気を発されゴルバットは倒されてしまった。
「くっ…ならばサンドパン!」
続いて地面からサンドパンが現れた。
「フローゼル、ハイドロポンプ!」
地面から現れたサンドパンに動揺することなく、的確な指示をだしてハイドロポンプで一撃で倒した。
「ぐっ…。」
「もういい、私が出よう。」
もう一人の男が前に出るとバンギラスを出した。
雄叫びを上げてツヴァイを威圧していた。
「…水タイプのフローゼルにバンギラスを出すなんて…どうかしてるよ。」
挑発気味に言うと男がフフッと笑い言った。
「ポケモンは相性では決まりません。強い者が強いポケモンを手にして操ることで勝者となるのです。バンギラス、見せてあげなさい。」
「フン、ポケモンを操るなんて言う奴が…勝者になんかなれるか!フローゼル、ハイドロポンプだ!」
フローゼルがハイドロポンプを放つとバンギラスはそれを受けて見せた。
足が遅いのだから避ける暇なんてないだろう。
「やった!」
『大したことねぇな。』
勝ち誇っていた二人であったが…
「バンギラス、ストーンエッジ。」
そう冷淡に言うと猛スピードでフローゼルにストーンエッジが突き刺さった。
「フローゼル!?」
その一撃でフローゼルは倒されてしまった。
「そんな…。」
「フフ、これが強者なのです。相性でもなんでもない、力の差なのです。」
「…ッ、うるさい…。出てこい、グレイシア!」
次にエースであるグレイシアが出てきた。
確かに相性が悪いがグレイシアには虫タイプの技である「シグナルビーム」で弱点が付ける。
勝てない相手ではない。
「アナタも相性不利なポケモンを出してきましたか…よろしいです、ストーンエッジ!」
「よけるんだ、グレ
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