第七話 悪夢のパトロール
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とパトロール済ませようね、サーナイト。」
サーナイトの力でコトブキシティにテレポートしていった。
「……ドライ、今日だけネンドールを貸してくれないか、今日は任務ないんだろう?」
「えっ、いいですけど…何のために?」
「ちょっと色々だよ。」
「色々って何ですか?」
「疑ってるのかよ。」
「いえ、何かと聞きたくて。」
休日のサボり件もあってテレポートが悪用されるんじゃないかとツヴァイとフュン程ではないが疑っていた。
「…頼むから貸してくれって。」
いつもの上から目線ではないので少し考えようと思うドライ。
今日に限ってどうしたのだろうか。
「多分いう事聞かないと思うんですけど…。」
「ああテレポートさえ使えればそれでいいから。」
「…わかりました、けどちゃんと返してください。」
それでも頼んでくる兄に根負けし、諦めたように言った。
「ああ、助かる。」
ドライからネンドールを授かって外に出た。
「さすがシンオウ一の大都会、コトブキシティ。建物が多くて施設も揃ってるなー。」
シンオウで一番栄えている大都市であるコトブキシティは大きなテレビ局を構え、たくさんの人であふれかえっている。
だからこそ、事件が多発しているのだ。
「でもなー、パトロールって本当にやることないから…せっかくだし観光でもしよう。」
よくシンオウ地方には赴いてはいるものの、任務優先でまともに観光なんかしたこともなかった。
そのためパトロールを兼ねて観光をすることにした。
コトブキシティの象徴であるテレビコトブキを訪れたり、あちこちを観光していく。
「事件が多発してるって聞いたけど人は多いしなんか問題があるってわけでもなさそうだな。」
シンオウ名物、キッサキアイスでも食べながら歩いていると人気のない路地裏を目にした。
「…路地裏か…なんか怪しそう。」
一応パトロールなのだもの、こういうところにも入らなくては。
「しかし、これ以上この町で行うのは…。このままでは国際警察に目をつけられるのも時間の問題です。」
黒服の男二人が何やら会話をしていた。
ツヴァイはその声を聞きつけ、バレないよう建物に隠れて話を聞いた。
「前のリングマだって保護団員に捕獲されてしまいましたし…。」
「アテム様の計画は絶対だ。私達はそんなことを気にしている場合ではない。」
「リングマ…まさかあいつらが…。」
「おやおや嬢ちゃん、こんなところで。」
気が付かれたと思い、サッと離れてボールに触れた。
「フローゼ
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