第二十四話:レーティングゲーム開始
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武器を複数使いこなすなんて器用じゃないと出来ないものね……コカビエルの一見でパワータイプだと思ってたわ……」
ふっ、伊達に器用貧乏とは言われていないぜ!!!
「そういえばあなたはどういう戦闘タイプなのルドガー?」
「基本は双剣を使った近接戦で敵が堅い場合はハンマーを使って近づきたくない敵には双銃での遠距離攻撃、後は骸殻での槍を使っての中距離のオールラウンダーですね」
「……本当に器用ね、助かるわ、私たちは典型的なパワータイプが多いからこういう状況ではあなた達が頼みの綱よ」
「まかせてください、クロためにも沢山活躍しないといけないんで!!!」
今回はクロのためにも頑張らないといけないからな!!三人分ぐらいの仕事はこなさないとな!!!
「…私も頑張ります、義兄様」
「ありがたいけど恥ずかしいからその呼び方やめてくれないか?」
「…昨夜、姉様に大声で大好きだ、なんて言っておいて今更ですか?」
「なっ///////!!?き、聞いてたのか!!?」
一斉に頷くみんな――ってみんな!!?
「僕はやめるように言ったんだけどね……」
「盗み聞きというものを一度やってみたくてな、悪気はなかった」
「はううう、す、すみません」
「まあ、大声で言った部分ぐらいしか聞こえてないから安心しろよ」
「…姉様に手を出さないか聞いてただけです」
「わ、私は可愛い眷属が心配だっただけよ」
「あらあら、そんなこと言って、提案したのは部長じゃないですか?」
「ごめんなさいですうううううっ!!!!!」
うそだあああああああっ!!!!??穴があったら入りたい!!!というか死にたい!!!どうして俺の恋話はいつも他人に暴露されるんだ!!!??
「…………もう嫌だ」
〜side 黒歌〜
「♪〜♪♪♪〜♪」
「なんだ?やけにご機嫌じゃねえか」
「だって好きな男が自分のために戦ってくれるなんて最高のシチュエーションなのよ、これで喜ばない方が可笑しいにゃ♪」
「そんなもんかねえ」
「そうにゃ、それに――」
「それに?」
あのグレモリーの子たちにはルドガーの愛の告白をしっかり“聞かせておいた”からもうルドガーと私の関係は周知の事実にゃ♪これで――
「もうルドガーは私から逃げられないにゃ♪」
「………おい、今すげー、寒気を感じたんだが?」
「次は既成事実を………」
「………強く生きろよ、ルドガー……」
〜黒歌side out〜
「みんな作戦は頭に入った?」
「はい!!……それにしても部長も大胆な作戦を思いつきましたね」
イッセーの言う通り今回の作戦はかなり大胆だ、しかもこっちが不利になることが前提だ
「それぐらいやらないとソーナはこっちの策を見抜いてしまうもの
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