第二十四話:レーティングゲーム開始
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「はは、これなら何も心配はねえな……お前らならやってくれるって俺も信じてるぜ!!」
ああ!!この冥界中に見せてやるさ、俺たちの強さを!!!
転送された場所を見渡すとなぜか見慣れた風景が広がっていた
「ここは駒王デパートか?」
俺も良く来るから構造に関してはばっちりだな!!……まあ相手も良く知ってるだろうけど……ん?アナウンスか?
『皆様、この度、グレモリー眷属とシトリー眷属のレーティングゲームの審判役を務めますルシファー眷属の『女王』、グレイフィアです』
グレイフィアさんか?あの人何でも出来るんだなもしかして兄さん以上の完璧超人か?
『両陣営、転送された場所が本陣でございます、リアス様は二階の東側、ソーナ様は一階の西側が本陣となります。『兵士』の駒の方はそれぞれ敵陣に入った瞬間から昇格が可能となります』
兵士というとイッセーだな、兵士って結構便利な能力だよな、まあ戦車もパワーと防御が上がるから今まで以上に接近戦が楽になったけど……今度ジュードを真似てみようかな?
『なお、今回のゲームでは両チームにフェニックスの涙を一つずつ支給されます、作戦時間を30分与えられます。それまでは両チームも接触は禁止となります……更に特別ルールをそれぞれの『王』に送信しましたのでご確認ください―――それでは作戦時間です』
最後の作戦会議だなしっかり覚えないとな
「これは……ちょっと困ったわね」
なんだ?部長が顔をしかめるってことは何かまずいルールなのか?
「みんな聞いて今回の特別ルールは『物を極力壊さない』……つまり派手な大技が使えないということよ」
「そうなるとイッセー君やゼノヴィアがかなり戦いづらくなるね」
祐斗の言う通りイッセーとゼノヴィアは完全なパワータイプだから相当戦いづらいだろうな、イッセーに関してはそれこそこのデパートごと破壊しかねないからな……俺も今回は極力ハンマーは使わないようにしないとな
「二人だけじゃないわ、朱乃の大がかりな魔法もどれだけ効果を発揮するか分からないから迂闊には使えない……正直パワーが売りの私たちにとっては不利な状況ね」
そうは言うものの不敵な笑みを浮かべる部長
「でも、これは私たちの評価を上げるチャンスでもあるわ……不利な状況でも敵を倒す、そうすれば私たちの評価も上がるわ」
「あらあら、燃えてますね部長」
「当然よ、負けられないのだから」
部長はそう言うと小さな光の玉を浮かせ俺たちの耳に入れた、これは…確か通信機だったか?
「今回の戦いで鍵になるのは間違いなくテクニックよ、私たちの中でテクニックタイプと呼べるのは祐斗ぐらいね」
「部長、ルドガーもテクニックタイプだと思いますよ」
「!?そういえばそうね、
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