帝具
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見てたけど
そのベルトは帝具みたいな感じだったよ
君の持ってるその銃も同じ感じがする」
「だからよ…とにかく、
帝具ってなんだ?」
士が聞く
「帝具ってのは…まあざっくり話すと
昔の王が作ったすごい力を持った武器って感じかな
例えば…」
そう言ってレオーネはつけていたベルトをいじりながら
「こいつも帝具だ」
と言った
次の瞬間、レオーネの姿が少し変わり、
獣のような耳としっぽが生えていた
「これは…」
「こいつは百獣王化ライオネル
所持者に獣のような力を授けるんだ」
「へえ…いいお宝だ」
「他にも一斬必殺ムラサメとか、いろいろあるぞ」
そこまで言うと、
レオーネの表情が写真館で話していた時のような
表情になった
「なあ…ナイトレイドに入らないか?」
「は!?」
三人が一斉に驚く
「ナイトレイドって…あの殺人集団だろ?
なんで…」
「実は私もそこのメンバーだ
君たちの力を認めての事だ
君たち、今この帝具を使ってるからわかったけど…
人のために戦えるだろう?」
「そりゃそうだ
俺たちは、人間の自由のために戦う仮面ライダーだからな」
「だったらなおさら丁度いい
どうする?」
三人は黙ってお互いの顔を見る
「まあ…恐らく、俺がこの世界でやるべき事は
まだわからないしな…さっきの話を聞く限り
そのナイトレイドといればするべき事が見つかりそうだ」
「じゃあ入ってくれるのか!」
「ああ。いいよなお前ら」
「いいよ」
「構わない」
「じゃあ決定だ!
とりあえず、ボスに報告しないとダメだから
一回アジトに戻る
明日の朝には迎えにこれると思うから少し待っててくれ、
じゃあ!」
そう言ってレオーネは
嬉しそうに森の中へと消えて行った…
「俺たちも一回戻るか」
「ああ」
士、ユウスケ、大樹の三人も写真館の方へと歩き出した
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