最終話 Finale
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?あ、ああ…」
ルイン「……え?…え…?」
ゼロ「?」
アイリス「ふふっ…」
シグナス「やれやれ…」
ルナ「なあ、あれってもしかして…」
ダグラス「だろうな…」
思わず赤面してしまうエックス。
初めて見るエイリアの表情に疑問符を浮かべるルイン。
理解出来ていないゼロ。
エイリアのエックスへの想いを知るアイリスの微笑。
苦笑するシグナス。
ニヤニヤと笑いながらエックスとエイリアを見遣るルナとダグラス。
シグナス「さて、任務完了だな。これで…いや、これから長い任務が待っているぞ。みんなで地球を再建しなければ」
地球を再建するという任務が自分達には残っている。
シグナスは総監らしく厳しく、しかし優しさの篭った声で言った。
ダグラス「何でも直してやるぜ!!メカニックとしての腕の見せ所だ!!」
ルナ「俺も出来る限り力を貸してやるよ。ただし料金は高いぜえ!!」
ダグラスとルナの明るい声が場を和ませる。
みんなで力を合わせて頑張っていこう。
長い旅は始まったばかり。
今度こそ、人間とレプリロイドが平和に暮らせる世界…“ヘブン”を創ろう。
ここにいる仲間達と共に。
アイリス「そうだわ、ゼロ」
ゼロ「ん?」
アイリス「あなたに渡したい物があるの」
そう言って、アイリスはゼロに渡す。
ゼロ「これは…」
アイリス「あなたの大切な物でしょう?」
それはゼロが愛用していたセイバーであった。
ゼロ「アイリス…お前…ずっと持っていたのか?」
アイリス「ええ、エックスとルインが私からゼロに渡して欲しいって…あなたが生きてるって信じていたから…」
ゼロ「そうか…ありがとう。アイリス…」
ゼロはアイリスからセイバーを受け取り、優しい笑みを浮かべた。
エックス「ところでエイリア」
エイリア「何?」
エックス「事件は解決したけど…君は……」
心配そうに言うエックスにエイリアは微笑んだ。
エイリア「大丈夫よ私は…ゲイトが目を覚ましたら1回ひっぱたいてあげないと気がすまないもの…」
エックス「あ、あはは…お手柔らかにな…。」
苦笑するエックスだが、次の瞬間、優しい表情でエイリアに尋ねる。
エックス「もう…大丈夫だな?」
エイリア「ええ、ありがとうエックス。あなたのおかげで私は前を向くことが出来そうだわ」
ルナ「おいおいルイン、やばいんじゃね?」
ルイン「何が?」
耳打ちするルナにルインが首を傾げた。
ルナ「いや、何が?じゃねえよ。見たところエイリアはエックスが好きみてえだし、強力なライバルになるんじゃね?」
ルインは見つめ合うエックスとエイリアを見つめると2人の元
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