暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
77話:コールオブアラート いざ初出動へ!
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の選び抜いたメカニックスタッフやレイジングハート達だな。

「それじゃあ、俺もついて行くか。いい?」
「勿論です!」
「あ、ティアナ。さっき何か言いかけてたけど……」
「…何でもないです。行きましょう」

ん〜?ま、いいか。
























「あ〜、これが…!」
「アタシ達の…新デバイス、ですか?」

スバルとティアナの前にある台に浮かぶのは、少し大きめの青いクリスタルが付けられたネックレスと、中心に宝石を埋め込んだカード。
これらがそれぞれ、スバルとティアナの新しいデバイスだ。

「そうで〜す!設計主任、私。協力、なのはさんとフェイトさん、レイジングハートさんとリイン曹長」
「はぁ…」

四機のデバイスの設計をしたシャーリー。そのデバイス制作に協力してくれた面々の名前の大きさに、ティアナは思わず溜息のような言葉が出てしまう。
その後ろで、別の台を前にしているのは、エリオとキャロ。目の前で浮かんでいるのは、一見前と変わりのない二つのデバイス。

「ストラーダとケリュケイオンは変化なし、かな?」
「うん、そうなのかな?」
「んにゃ、そうでもないんだろ?リイン」
「その通りです!」
「リインさん!」

はいです!と飛んできたリインは、エリオの頭上にやってきて自慢げに言う。というか、靴履いた状態で人の頭に来るのは、止めといた方がいいぞ?

「変化なしは外見だけですよ!二人はちゃんとしたデバイスの使用経験がなかったですから、感触に慣れる為に基礎フレームと最低限の機能だけで渡してたです」
「あ、あれで最低限!?」
「ほんとに…!?」
「皆が扱うことになる四機は、六課の前線メンバーとメカニックスタッフが、経験の粋を集めて完成させた最新型!」

リインの言葉に、驚きで目を見開くエリオとキャロ。リインは指を立てながら言うと、四人の中心に来るように飛んでいく。

「部隊の目的に合わせて…そしてエリオやキャロ、スバルにティア、それぞれの個性に合わせて作られた、文句なしに最高の機体です!この子達はまだ生まれたばかりですが、色んな人の願いや想いが込められてて、いっぱい時間をかけてやっと完成したです」

四機のデバイスを浮かべながら、リインは説明を続ける。そして側まで浮かせたデバイスを、それぞれのマスターとなる四人の手元に送る。

「ただの武器や道具だと思わないで、大切に…だけど性能の限界まで思いっきり全開で使ってあげて欲しいです!」
「うん。この子達もね、きっとそれを望んでるから」
「―――ごめんごめん、お待たせ!」

そこへ扉を開けて入ってきたのは、なのはだった。それを見たリインは「なのはさ〜ん!」と言って飛んでいく
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