第三部『TAKE ME HIGHER 〜機神咆哮ッ!ブラックロッジに反撃の狼煙だゾ!〜』
第10話「汝、夜の闇を忘れることなかれ」
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」
「ん?・・・そう言えば。・・・って風間君!?」
「ひまわりちゃんに・・・神之介・・・なのか?」
これはビックリのコッペパーン。売間のおばさんに連れ去られそうになっていたのは何と、風間君だった。
「まぁね。って何で風間君もアーカムに?・・・まさかオラの事を追っかけて!?」
「そんな訳あるかっ・・・!!お前がここに来る事事態知らなかったんだっ・・・!ってか再会早々それかよっ・・・!?」
あ、懐かしいなこのやりとり。とまぁ、久しぶりの旧友との再会に喜んでいると・・・、
「私を差し置いて盛り上がってんじゃねェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」
べちょり。
売間のおばさんの怒号と共に、何かが右腕に張り付く。見てみると・・・、やられた。
「しまった!?ふりほどかねーと・・・って解けねぇ!」
振りほどこうとするも、全く解ける気がしない。
「ふっふっふ・・・、このまま私の巣につれて帰って高額商品を売りつけてくれるわ!」
勝ち誇った笑みでオラを引っ張ろうとする売間のおばさん。オラも負けじと引っ張るが・・・、如何せん力が強い。・・・仕方ないならば・・・。
ガシッ!
「・・・おい、神之介」
「ん?何?」
「何・・・じゃないっ・・・!何で僕の手を掴んでいるんだっ・・・!アレかっ・・・!?道連れかっ・・・道連れなのかっ・・・!?」
「うん、その通りだz・・・じゃなくて皆の力を合わせれば何とかなるかなと思って」
「その通りって言おうとしたなっ・・・!?大体お前でも無理なのに僕が加わった所で・・・」
「シィアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
「おわあああああああああああああああああああああああああああ!!!?」
「ほらやっぱりねェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!?」
風間君を捕まえて引っ張ってもらおうとしたが・・・、あっさり力負け。そのまま風間君もろとも投げ飛ばされる。
「イモコッ!?」
「ザヨゴッ!?」
そしてそのまま勢い良く車○落ち。やっぱ顔面から行くのって痛い・・・。
「いてててて・・・、畜生っ・・・!お前のお陰でまた大ピンチだっ・・・!」
「いやー、それほどでも〜」
「ふざけろっ・・・!いつ、僕が褒めたっ・・・!?大体、こんな事をしてる場合じゃ・・・ってうわっ!?」
「風間君!?ぬわっ!?」
そんなコントをしつつ地面に打ち付けた顔をさすりながら立ち上がろうとするオラ達を蜘蛛の糸が襲い掛かる。たちまちあっという間に縛られてしまうオラ達。
「神之介!何とかせんか!?」
「大丈夫だゾ、アル。まだ慌てる時間じゃあない」
「馬鹿かっ・・・!何を根拠に言ってるっ・・・!このおバカっ・・・宇宙的おバカっ・・・!」
蜘蛛の糸に巻きつかれまくってもうミノムシ状態でア
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