海辺の団欒〜前編〜
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なんだ……気になるな……
モヤモヤが解消されることもなく、それからアカネビーチまでは特に何も異変が起こらず、無事に着いた。
「え?俺とライラも水着に着替えろ?」
「はい、傭兵の方にもそうさせています。流石に場所も場所なので少し違和感が…」
「あぁ〜はいはいわかりました。ですが俺たち水着もってきてませんよ?」
「それなら大丈夫です。こちらが用意させていただきました。」
「準備いいなおぃ…」
「やった…泳げる…」
「あ、宿はお二人同じお部屋になっております。」
「あぁ、何から何までどうも。」
「ありがt…え?……お、同じ部屋?」
「はい、ユーキ様とライラ様は二人で同じ部屋を使っていただくことになっております。」
「ん?どうしたライラ、なんか不都合でもあるのか?」
「へ?!い、いや!無いよ!?」
「二人とも別々のシングルベットになっておりますのでご安心を。」
「逆にダブルベッドで寝ろって言われたらちょっと困るぞ。」
「わ、私は…別に…(ゴニョゴニョ」
「ん?何か言った?」
「あぁ?!いや、なんでも無いよ!」
「そうか、まぁいいや。んじゃまとりあえず着替えてきますか。」
「お着替えを終えましたらこちらのお部屋まで。クラウス様とフィール様のお部屋です。」
ええっと、あの夫妻の部屋は俺とライラの部屋の5つ隣か。間に交差点があるな。
「わかりました。行くぞ、ライラ。」
「う、うん!。」
〜少女移動中〜
「おお〜……なかなか景色も良くて内装もキチッとしてるなあ…」
「ふぁぁ…? このベットすっごいフッカフカぁ??」
ライラがベットにダイブにてゴロゴロ転がる
「おい、早く着替えるぞ。とりあえずライラは脱衣所で着替えろ。」
「ふぇ?なんで?」
「なんでって…俺はすぐ着替え終わるし、荷物の整理とかあんの。」
「はーい。」
子供みたいにはしゃぎながらライラは脱衣所に向かった。
さて…とりあえずこの水着を一旦換装空間に送ってから…
「換装」
さっき換装空間に送った水着に換装。
こういうのが出来るから何かと便利だ。
暫く色々していると…
「ユーキぃ、着替えたよ〜。」
と言いながらライラが俺のもとに来た。
「ど、どう?似合ってる…かな?\\\」
ライラの着ている水着はよく見かけるブラのものではなく、胸部全体を覆っているタイプ。下は少しスカートっぽいのが着いていてフリルもついている。
結構可愛い。綺麗ではなく可愛い。見た目が10代前半の子供と大して変わらないからだ。
「うん、似合ってると思うぞ。」
「あ、ありが
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