暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0743話
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 ホワイトスターに繋がっていれば、うちで最も料理が得意なマリューや、やれば出来るレモン。最近それなりに出来るようになってきたコーネリアや、勉強中のスレイといった面々がいるから安心出来るんだけど。
 後は、最悪ネギま世界で四葉に頼むという最終奥義もある。
 このマクロス世界だと……この前の引っ越し祝いパーティでキャサリンがパインケーキを作るのが得意だとか言ってたから、それなりに料理が出来るんだろう。……けど、調査で忙しいキャサリンにシェリルに料理を教えてくれなんてさすがに頼めないし。
 他にパッと思いつく限りだとブリッジクルーのボビーか? オズマ以外には自分の好みを向けないからその辺は安心出来るし、料理の腕に関してもかなり上手いらしいと聞いている。
 ……けど、ブリッジクルーはブリッジクルーで今は忙しくて手が離せない状態らしいしな。
 中華って意味ではランカ辺りがいいのかもしれないが……まぁ、その辺は考えるまでもなく却下だろう。ランカ自身はともかく、その周辺にいる相手は信用出来ないし。

「どうしたの? 美味しくなかった?」
「いや、美味い。ただ、時間が時間だからもう少しガッツリしたものにした方が良かったかもしれないと思ってな」

 テーブルの上に上がっているのはベーコンと目玉焼き、クロワッサン、野菜サラダに牛乳といった典型的な朝食のメニューだ。普通とちょっと違うのは、俺の好みでベーコンはカリカリじゃなくて軽く火を通す程度の焼き加減だというところか。
 そんなベーコンを口に運びながら告げると、シェリルが溜息を吐きながら頷く。

「確かに時間的に考えればそうでしょうけど……アクセルが朝からあんな風になるのがいけないんでしょ」
「……面目ない」

 さすがにその辺を指摘されるとこっちとしても言い返す事は出来無い。

「ま、いいわよ。それに応えたのはあたしなんだし。それよりも、ちょっと物足りないなら、これを食べ終わったら外に出てみない? 明日のパレードに向けて屋台が結構出ているらしいから、それを食べながらデートってのも悪くないでしょ?」

 クロワッサンを千切って口に運びながら尋ねてくるシェリルに頷く。
 恐らくこの先に何か大きな波乱があるのは確実だ。となると、今のうちにゆっくり出来るならしておいた方がいいしな。

「そうだな、久しぶりにあのクレープ屋に行ってみるのもいいかも」
「ああ、あそこ。確かに美味しいクレープだったからいいかもしれないわね」

 幾度かシェリルと2人で行ったクレープ屋を思い出す。幸い、これまでの戦いでアイランド1を始めとしたフロンティア船団に対する被害は殆ど出ていないので、それを考えると休業とかにはなっていないだろう。バジュラの攻撃で統制モードに移行していれば確実に休みだったんだろうけ
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