紅魔館内部。
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暗基は失敗して変に体に負担をかけてしまったのかと思ったが、
「あれ……? なんだか、力がみなぎる……? そして安心する……。暖かい日に日向ぼっこしているような、そんな感じがします!」
「まじ?」
「……、私も、段々感じてきたわ。暖かな日の安らぎ……」
なぜか二人とも「暖かな日の〜」と表現する。おれの霊力を送り込んだだけだから、ひょっとしたらおれの霊力ってそんな感じなんだろうな……。としみじみ? 思うのはあとにして。
「じゃ、ものは試しに、咲夜、時間を止めて何かしてみてくれないか」
「えぇ、いいわよ」
そして咲夜は時を止め、美鈴に3本のナイフを投げつけてみた。
「そして、時は動き出す」
そして時間停止を解除したら、ナイフを投げた場所には美鈴がいなかった。そして後ろから、
「……、ひどいですよ咲夜さん……。私のことそんなに嫌いですか……?」
「!?」
後ろを振り向くと、美鈴が立っていた。
「美鈴は成功だな。次は咲夜の確認なんだが……、仕方ないか」
そういうと暗基は一枚のスペルカードを取り出し、使用した。
霊拳「ソウル・インファイト」
暗基の腕と足に赤い霊力がまとわれる。そして咲夜に伝える。
「咲夜。今から、お前をぶん殴る。手で止めて見せろ」
「なっ!? 無茶言わないで」
「はぁっ!!」
言い終わると同時に暗基が殴りかかってきた。
「いや人の話を聞きなさい!!」
そういいつつ咲夜は暗基のパンチを受け止める。すると、受け止める前に暗基のソウル・インファイトが消滅してしまった。
「よし、成功確認っと」
「す、すごい……。これなら、私達でも戦えるわ……!」
「じゃ、準備は整ったし、行きますか!」
そして暗基たちは、部屋のドアを開き、パチュリー・ノーレッジのいる大図書館へと向かった。
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