カントー編
ついに本戦!そして、六強の実力とアヤカの秘密と想い
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しそうに笑っていた。本当にこの人は呑気だな。僕もその一員だけど。
『次元が違う・・・・・・・・』
『そうね。多分、さっきまでのは本気じゃなかった』
ブラッキーがそうポツリと呟いた。さらにここまで、ひんやりとした空気が流れてきている。すごく寒い。しかも、さっき、グレが名乗っていた氷の女王。あれはなんなのだろうか?
「一体、アヤカの実力は・・・・・」
「今のアヤカが本当の実力だよ」
「それ、どういうことだよ。ラン」
シゲルの疑問に答えたのはアヤカのポケモンになった、ラン。今は人の姿になってアヤカのバトルを見ている。人間の姿の時の名前はレイナだそうだ。
「アヤカのポケモンの実力は三種類に分かれる。まずは、グレを含む六匹のポケモンからなる六強。あの子達は伝説級を軽々と倒せるほどの実力を持つ。伝説である私でさえ、勝てる確率は二割も無い。下手をすれば一割未満ね」
その言葉に僕達は絶句した。
「・・・・・・じゃあ、前までの実力は・・・・・・・・」
「手加減してたわけじゃ無いわ。本調子じゃなかった。ただそれだけのこと。貴方達も見たんじゃ無い?最後のバッヂを手に入れる時に。あの時にアヤカのポケモンは全員自分の真の力を取り戻した」
そう言われて僕達はあの最後のバッヂを手に入れる時を思い出した。確かにアヤカは圧倒的な力でバッヂを手に入れていた。
「確かに・・・・・・・あの時のアヤカは強かった・・・・・・・」
「次に、六強には及ばないもののかなりの力を持つ六強予備軍。これにはライやブラック、フィリーなどが当てはまるわ。この子達は伝説級を楽々とはいかないけど倒せるわ。私からしたら五割程度の確率で勝てるわ」
「・・・・・・・・・・」
「もう、よくわからない」
僕も今回はシゲルに賛成かな。
『次元が違いすぎるわね』
「ふふ。そうかしら?私達からしたら当たり前のことよ。それだけアヤカの為に努力したということ。そして、最後は六強予備軍には及ばないけどそこそこ強い子達。多分、サトシのリザードンぐらいの強さかしら」
そう言ってレイナは面白そうに笑った。
『はあ!?リザードンと同等!?嘘でしょ!?』
仲間内ではエース候補とされているリザードンと!?マジ!?
「嘘じゃ無いわよ。そうね、一番の強さを持つ六強をS+とするなら、六強予備軍はA、残りはBかしら」
「普通じゃ無い・・・・・・・」
「それが私達」
そう言って目を細めた。
「あの場に立てないのが残念だけどね」
その言葉は心底残念そうだった。
『レイナ・・・・・・・・』
「どうしたの?ピカチュウ?」
『君は伝説って言ったね?君はどんな伝説なの?』
「俺も知りた
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