暁 〜小説投稿サイト〜
なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!
カントー編
ついに本戦!そして、六強の実力とアヤカの秘密と想い
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があって。僕にはその才能が無くて。だから勉強でその差を埋めようとした。でも、結局は埋まらなくて。どんどんと先に進まれて。僕だけ置いて行かれて。本当に羨ましい。

「シゲル、才能なんて無いよ。大事なのはきっと心」

サトシはいつだって僕が欲しい言葉をくれる。それが嬉しくて。

「サトシのくせに」

「なんだと!?」

「でも、ありがとう」

「どういたしまして」

僕は幼馴染が大好きだ。今日改めてそう思った。

『おっと!?アヤカ選手、楽々とウインディを倒したあ!!たった一匹で三体も倒した!!』

ふと実況が聞こえた。フィールドの方を見ると、まだ、グレは無償でフィールドに立っていた。相手はウインディを戻し、ギャラドスを繰り出していた。これがきっとアヤカの本当の実力。そして、六強の力。

「凄え!!頑張れよ!アヤカ!!」

「ピッカァ!!」

「ブラッ!!」

サトシ、ピカチュウ、ブラッキーはアヤカを応援している。僕も応援しなくちゃね。

「頑張れ、アヤカ」

ふと、アヤカがこっちを見て笑ったような気がした。僕達も負けてられないな。



「グレ、気を引き締めて行くよ」

『ええ』

「ギャラドス、ハイドロポンプ!」

「かわして、冷凍ビーム!」

ギャラドスのハイドロポンプをかわして、冷凍ビームを決める。効果は普通だがグレは疲れも溜まって来ているはず。早急に決めないと。

「ギャラドス、龍の舞!!」

「げっ・・・・・・あれ積まれると辛いんだよなあ・・・・・・霰」

ギャラドスは龍の舞で攻撃、素早さをあげた。こっちは霰を使い、特性を発動させた。さて、どっちが勝つかな?私だよ?

「ギャラドス、アイアンテール!」

「穴を掘るでかわしてから吹雪!」

ギャラドスのアイアンテールを穴を掘るでかわし、吹雪を決める。ギャラドスは倒れた。

「後二匹」

「戻れ、ギャラドス。フシギバナ!」

あら。五番手はフシギバナですか。ぜひ、フッシーとバトルさせて見たかったなあ・・・・・・・・・

「グレ、やるよ」

『そろそろ本気出しますか?』

「そうだね。そろそろ」

『「本領発揮と行きましょうか」』

「っ!?」

私は目を閉じ、心を沈ませる。そして再び目を開ける。

「全てを凍りつかせ、氷の世界へ」

『氷の女王、グレ。参ります!』



「なんだよ・・・・・あれ・・・・」

今までと違いすぎる!さっきのアヤカの雰囲気を暖かな太陽とするならば、今の雰囲気は冷たい闇。しかも異常な威圧感がある。本気でアヤカの事を怖いと思った。底が見えなさすぎる。僕はサトシを見上げる。サトシは唖然としながらもどこか楽
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