カントー編
ついに本戦!そして、六強の実力とアヤカの秘密と想い
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があって。僕にはその才能が無くて。だから勉強でその差を埋めようとした。でも、結局は埋まらなくて。どんどんと先に進まれて。僕だけ置いて行かれて。本当に羨ましい。
「シゲル、才能なんて無いよ。大事なのはきっと心」
サトシはいつだって僕が欲しい言葉をくれる。それが嬉しくて。
「サトシのくせに」
「なんだと!?」
「でも、ありがとう」
「どういたしまして」
僕は幼馴染が大好きだ。今日改めてそう思った。
『おっと!?アヤカ選手、楽々とウインディを倒したあ!!たった一匹で三体も倒した!!』
ふと実況が聞こえた。フィールドの方を見ると、まだ、グレは無償でフィールドに立っていた。相手はウインディを戻し、ギャラドスを繰り出していた。これがきっとアヤカの本当の実力。そして、六強の力。
「凄え!!頑張れよ!アヤカ!!」
「ピッカァ!!」
「ブラッ!!」
サトシ、ピカチュウ、ブラッキーはアヤカを応援している。僕も応援しなくちゃね。
「頑張れ、アヤカ」
ふと、アヤカがこっちを見て笑ったような気がした。僕達も負けてられないな。
*
「グレ、気を引き締めて行くよ」
『ええ』
「ギャラドス、ハイドロポンプ!」
「かわして、冷凍ビーム!」
ギャラドスのハイドロポンプをかわして、冷凍ビームを決める。効果は普通だがグレは疲れも溜まって来ているはず。早急に決めないと。
「ギャラドス、龍の舞!!」
「げっ・・・・・・あれ積まれると辛いんだよなあ・・・・・・霰」
ギャラドスは龍の舞で攻撃、素早さをあげた。こっちは霰を使い、特性を発動させた。さて、どっちが勝つかな?私だよ?
「ギャラドス、アイアンテール!」
「穴を掘るでかわしてから吹雪!」
ギャラドスのアイアンテールを穴を掘るでかわし、吹雪を決める。ギャラドスは倒れた。
「後二匹」
「戻れ、ギャラドス。フシギバナ!」
あら。五番手はフシギバナですか。ぜひ、フッシーとバトルさせて見たかったなあ・・・・・・・・・
「グレ、やるよ」
『そろそろ本気出しますか?』
「そうだね。そろそろ」
『「本領発揮と行きましょうか」』
「っ!?」
私は目を閉じ、心を沈ませる。そして再び目を開ける。
「全てを凍りつかせ、氷の世界へ」
『氷の女王、グレ。参ります!』
*
「なんだよ・・・・・あれ・・・・」
今までと違いすぎる!さっきのアヤカの雰囲気を暖かな太陽とするならば、今の雰囲気は冷たい闇。しかも異常な威圧感がある。本気でアヤカの事を怖いと思った。底が見えなさすぎる。僕はサトシを見上げる。サトシは唖然としながらもどこか楽
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