プロローグ
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最新の3D画像とかってオチでは?」
「私がおこないましょう」
そういって、少女が布をあげると、鏡でみている普段の顔と微妙に異なるが、多分自分だろう。
「本当に死んだの? 俺って」
「はい。私の不注意でもうしわけありません」
「えーと、不注意って、あなたがトラックの運転手さん?」
「いえ、違います」
「だったら、貴方は?」
「死神です」
「はぁ。このまま、あの世とかにつれていかれるのですか」
「いえ、今回は私の不注意であなたの寿命より前に死なせてしまいましたので、ある一定の世界の範囲で転生ができます」
ふむ。なんか、最近読んだネット小説でこういうパターンがあったような気がするな。神様転生だったかな。
「もしかして、神様転生ってやつですか?」
「まあ、そうなるんですかね。私の場合、死神ですけど」
「じゃあ、死神転生?」
「言われるのは初めてですが、そうかもしれませんね」
「ところで、不注意って、なんだったんですか?」
「いえ、死ぬのは、あそこにいた子猫ですが、死んでしまったのは貴方でして……」
「……って、おい。俺の命って子猫と一緒かよ!」
「なので、特別サービスといたしまして、転生特典が少しレベルアップしています」
とりあえず、あきらめた。
こういうときって、前読んだネット小説では、
「まずは転生でいける範囲って、どこですか?」
「けん○ファー、ノー●ーム・ノーラ△フ、精霊使いの剣舞のどれかの類似の世界になります」
三択かよ。それにしても微妙な3つの世界だな。
「今まで、転生ってあるんですか?」
「はい。マニュアルがありますから」
って、おい。マニュアルかよ。しかたがないな。
「過去の人気は、それぞれの世界でどれ?」
「けん○ファーだと臓物アニマル、 ノー●ーム・ノーラ△フだと獣人種、精霊使いの剣舞だと精霊ですかね」
「それって、本当? そいつらの頭がどうなっているか知りたいぞー」
「まあ、人間と、犬や猫の感性は異なるでしょうから」
「犬や猫? もしかして、死神さんって、人間の転生は初めて?」
「ええ、犬や猫を担当している死神ですから」
がくっ
「なにか、わたし悪いこといいました?」
「いえ、いいんです……ちょっと考えさせてください」
「はい。お待ちしております」
自分の死体を前にして考えるのはシュールだなとおもいつつ、過去にとりだめして見たテレビ番組の名用を思い出してみる。
けん○ファーは主人公はハーレムっぽいが、くずれるとまずそうだし、友人関係になっても特典で同じ能力があっても、違いすぎるから却下。けど、あやつっている人の能力はあ
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