暁 〜小説投稿サイト〜
ファイナルファンタジーT
23話 『通りすがりの旅人達』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
い伝承が、この地に残っているようだ」

「あ、うん、それについては僕が話すよ」

 イングズから一瞥を受けて、話を継ぐアルクゥ。

「身体に振り掛ければ、海中でも問題なく行動が出来るっていう、[空気の水]という物が存在するらしいんだ。この辺りの海域に住んで居るとされる"人魚"が、持ってるかもしれないって話なんだけど………」


「その人魚達も、ここ何年もほとんど姿を見なくなったそうよ」

 レフィアがそのように付け加える。


「人魚さん達が居なくなったのも、"水のカオス"のせいで海が汚れて荒らされてるからでスすよね……ランク、さん?」

 ふとビルが目を向けると、珍しく考え込むように下向いていたランクが、何か思い当たったように顔を上げる。


「その人魚っての……、オレ見た気がすっぜ」

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ