23話 『通りすがりの旅人達』
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い伝承が、この地に残っているようだ」
「あ、うん、それについては僕が話すよ」
イングズから一瞥を受けて、話を継ぐアルクゥ。
「身体に振り掛ければ、海中でも問題なく行動が出来るっていう、[空気の水]という物が存在するらしいんだ。この辺りの海域に住んで居るとされる"人魚"が、持ってるかもしれないって話なんだけど………」
「その人魚達も、ここ何年もほとんど姿を見なくなったそうよ」
レフィアがそのように付け加える。
「人魚さん達が居なくなったのも、"水のカオス"のせいで海が汚れて荒らされてるからでスすよね……ランク、さん?」
ふとビルが目を向けると、珍しく考え込むように下向いていたランクが、何か思い当たったように顔を上げる。
「その人魚っての……、オレ見た気がすっぜ」
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