暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
042 激戦の後
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ーノに会って数秒。俺の身に某かが有ったのかがソッコーバレて、アルビオンに【ハイスクールD×D】のヴァーリ・ルシファーが出現して、俺がそのヴァーリと戦った>氛氓トな感じに掻い摘まんで説明する事になった。……さすがにソッコーでバレるとは思わなかった。

何でも、ユーノ曰く…

ー3年くらいの付き合いなら判る事だけど、真人君(サイト)は意外と顔に出やすいんだよねぇ。……多分、ボクだけじゃなくてシュウも見抜いたと思うよ?ー

……らしい。……げに恐ろしきは幼馴染みなのだろうか。

後はドライグや神器(セイクリッド・ギア)♀ヨ連の近況か。“白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)”を相反していた=A“赤龍帝の籠手に(ブーステッド・ギア)”に丸ごと取り込んだ所為で、やはりと云うべきか色々と変質した。

例を上げるとするなら──

「おいドライグ、右腕≠ノある白い籠手は何だ?」

今俺が言った通り、右腕には肘までを覆う、白銀の──しかも装飾がところどころ翼っぽい、白銀の籠手が顕現していた。……それも左腕≠ノ顕現している“赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)”とは別に…だ。

「しかも、鎧≠ヘ赤いままだが、外套≠ェ白くなった。……これじゃあ色的に翼≠ェある“神ノ道化(クラウン・クラウン)”だよな。……そこんところ、どうなんだ? ドライグ」

<端的に言えば、全体的にアルビオンの力を取り込んだ所為だな。……だが、アルビオンの能力を取り込んだ赤龍帝は歴代にも居なかったからな。俺にもどうなるかは判らなかったんだ。……まぁここからは俺の推論になるが、アルビオンの神器≠ェ相棒の無意識の願望を汲み取ってその様な形になったのだろう>

「……まぁ、普通は相反する力を混ぜようとは思わないもんな。……でだ、能力の方ではどう変質したんだ?」

……確かにドライグの言う通りで、赤い色をしている“神ノ道化(クラウン・クラウン)”には違和感しかなかったが。

(……あっ、そこでイメージの近い白≠ェ割り込んだのかもしれないな)

俺の外套≠ノ関する推論はさておいて、取り敢えずドライグに頼まなければならない事がある。……だがその前に、どんな風に変質したかドライグに訊かなければならない。

<……アルビオンの神器を取り込んだからなのか、能力は倍加≠フ回数を減らす代わりに、その分半減≠ェ使える様になった。……とは云っても、調整が完璧では無いから半減≠ヘ2回までしか使えないがな>

「……ドライグ、今の最大倍加回数って何回だっけ?」

<……最大回数だけ言うなら20回。……更に、後のリバウンド等に目を瞑るなら、24回かギリギリ25回くらいまではいけるだろうな。……相棒なら判っているだ
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