禁断の果実編
第119話 ずっと一緒
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『はあ、はあっ』
「ごめんね、咲。だいじょうぶ?」
『ん、だいじょーぶ』
碧沙は玉座に向かい、合掌した。
せめて悼みたい。ここで確かに生きて、運命と戦った王と王妃を。滅びた彼らの文明の命たちを。
「……待たせてごめんね。行きましょ」
『うん。じゃ、つかまってて』
碧沙は月花に横抱きにされるに任せた。
月花はヒマワリ色の翼を羽ばたかせ、碧沙を抱えて遺跡から飛び立った。
(これからはずーっと、奥さんといっしょですよ。ロシュオ)
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