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妖精の義兄妹の絆
聞こえている!
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鉄拳!!!!」

ゴッ

ナツは炎を纏わせた拳をレーザーにぶつけた。だが、威力が桁違いなため後ろに押しやられる。

ズガガガガ

「ぎいい…。」

ガガガガガガ

「おおおお、」

ガガガガ

「ああああ。」
そして。ついにレーザーは魔力が尽き、消えていった。
「ハァハァ、ハァハァ。」
ナツは息を荒げながら必死に呼吸を整えようとした。単に疲れたわけではない。
ナツの左拳の痛みを堪えるためであった。左拳は見るからにダメージが酷かった。
しばらくは拳は握れないであろう。
「貫通性の魔法を止めるとは、面白い…。」
その時、
「!!」
「!!!」

ド ン

「ぐあっ。」
突如、ナツに別方向から火の玉が降ってきた。
「誰だ!?」
ゼロが火の玉が降ってきた方角にに視線をやった。
そこにはここにいるハズのない者が立っていた。
「ジェラー…ル…。」
「貴様、記憶が戻ったのか。」
戦いはさらに激化していく。



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