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妖精の義兄妹の絆
聞こえている!
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る…。頭の中に僕が送った地図がある…。
各、魔水晶…そして、心臓に番号を、つけた。全員がバラけるように、決めて…。』
「1だ!!!!」
「2。」
「3に行く!!ゼロがいませんように。」
ルーシィは小声でそう言ったが、さっきまでと言ってる事が違う気がするがそこをつっこんでる余裕はない。
「私は4に行こう!!!ここから一番近いと香りが教えている。」
「教えているのは地図だ。」
エルザは表情を変えずに一夜につっこんだ。
「そんなマジでつっこまなくても…。」
「なら私は心臓に、」

ガシッ

「!!」
エルザが言おうとするのをタクヤはすかさず止めた。
「心臓にはオレが行く。エルザは5に行ってくれ。」
「だが、その体でどうやって…。」
「アイツには借りがある。それに大丈夫だ…。いざって時には、」
「ダメだよ!!!!」
タクヤが何か言おうとしているのをウェンディが途中で区切った。
「アレは使っちゃダメだってマスターに言われてるでしょ!!!!」
だが、タクヤは振り向かずエルザに頼み込む。
「頼む!!!」
「…わかった。だが、無茶だけはするなよ。」
「あぁ。」
タクヤはエルザの了解を得られた。だが、タクヤの後ろ姿を心配そうにウェンディは見ていた。
「私は5に行く。」
「ではオレは、」

ばっ

「!?」
「おまえは6だ。」
ジェラールが喋る前にエルザが言おうとするのを番号を指定した。
「エルザ!!?他に誰かいんのか?今の誰だ!?」
「ヒソヒソナツはおまえの事情を知らん。敵だと思っている。声を出すな。」
「おいっ!!!」

プツリ

ちょうどその時、ヒビキの念話が切れた。
「念話が切れた…。」
「ヒビキも限界だったんだ…。」
これでみんなとの通信手段が無くなった。各自で判断するしかなくなったのだ。
「とにかくちゃんと7人いるみたいだ。行こう!!
ゼロにあたったら各自撃破!!みんな持ち場があるから加勢はできないよ!!」
ハッピーが今の状況を分かりやすくまとめ、ナツたちに伝えた。
3人とも目の前の敵の事しか頭にないようだった。













「ぬぅ〜、メェンメェンメェーン。」

ピョンピョンピョーン

「ゼェーハァーゼェーハァー」
一夜は手足を縛られているため、飛びながら4番魔水晶に向かっていた。
「4だ!!!私は4に行く!!!!ハァハァみんな期待している!!!!ハァハァ絶対に裏切る訳にはいかんのだァ!!!!ハァハァ
息切れゼェーハァーなんかゼェーハァーしてないぞ…。私はゼェーまだ若い!!!ハァー」































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