第二十三話:証の為に
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ッシャーかかっただろ」
「何言ってんだよ、むしろ燃えてきたぐらいだぜ!!!」
「ふふふ、イッセーの言うとおりね、この程度で参るほど私たちは弱くなくてよ?」
「部長の言うとおりですわ、それに面白いじゃないですか、愛の証を示すなんて」
「愛の証ですか……朱乃さんロマンチックですね////////」
「はは、今回はルドガー君が騎士の方がいいかもね」
「なに、初めてのレーティングゲームで少し舞い上がっていたんだ、少々重圧があった方が足を地に着けて戦えるというものだ」
「お二人の未来のために僕も頑張りますううううっ!!!!!」
「…未来の義兄のために私も一肌脱ぎます」
みんな……ありがとうな、ホントみんないい人だよな、いや良い悪魔か
でも一つ気になるところがあるんだけど――
「なあ、みんな、まるで、これが終わったら俺とクロが結婚するみたいになってるのは俺の気のせいか?」
「「「「「「「「「「え?違うの?」」」」」」」」」
え?なに?俺の方が間違ってるのか?というかなんでクロまで同調してるんだ!!?
俺まだ告白の返事すら返してないよな!?
「違うに決まってるだろ……俺まだ学生だぞ、第一結婚するにはもう少し段階を踏むもんじゃないのか?」
クロが結婚相手というのは……全然悪くないというか俺にはもったいないくらいだけど
やっぱり俺のやってきたことを考えると……簡単には踏み出せない
まあ、もっともらしい理由を並べてここは逃げよ――
「お金のことなら心配しなくていいわよ、グレモリー家で全額負担させてもらうから」
「部長だって学生なのに婚約させられそうになったんだから悪魔的にはOKだろ」
「愛さえあれば段階なんて関係ないにゃ」
逃げられなかった………
「いや……その……なあ」
「私と結婚するのはそんなに嫌なの?」
やめてくれ!!涙目上目づかいで俺を見つめないでくれ!!!ただでさえ流されやすい俺が断れるわけないだろ!!?
「嫌じゃないさ!!!ただ……その……」
「その?」
どう選択する!?おれ!!!
L1『素直に訳を説明する』 R1『何でもいいから理由を言う』
よし!!R1だ
「実は……恋人期間をもっと楽しみたいんだ」
あれ?なんか恥ずかしいセリフになったぞ?
「はっ!?そうにゃ!!まだデートもしてないのに結婚はよく考えたらもったいないにゃ!!!」
「あらあら、意外とかわいらしい所があるのですね、ルドガー君は」
「ふむ、恋人期間か……そういうのもあるのだな、参考になる」
しかも意外と好評!!?いや助かったのは確かだけどさ!!?
「それじゃあ、僕たちは邪魔者にならないように出て行くよ」
「…ルドガー先輩、明日はレーティングゲームなので早
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