エピソード15〜轟く、氷竜の咆哮〜
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て、刹那の勝利によって男子3人の貞操は守られたのだった。
◆
「う〜ん…ここは?私は確かデュエルをしてて…」
むくりと起き上がる京子先生。だが、3人を見つけるとニタァと気持ちの悪い笑みを浮かべ、ゆったりと近寄って来る
「クフ。クフフ…デュエルには負けちゃったみたいだけど〜、逃がさないわよ〜!!」
ぐわしと飛びかかってくる
「や、約束が違う!」
刹那が叫びつつ、なんとか避ける
「あらァ?私、負けたら逃がすなんて約束してないわよ〜〜。というわけで頂きま〜す!んほほほ♪」
「イィィィィィィヤァァァァァァダァァァァァァァァ!?」
『シネェェェェェェェェエ!!!』
エアトスが突如として現れ、紫苑へと飛びかかろうとする変態に大鎌を振り下ろす
『フォビデュン・レクイエム!!』
デスサイズで変態を一刀両断する。だが鎌は体を通り抜け、その後ばたりと変態が気を失う
「え、エアトス?な、何したんだ?」
黒いオーラを纏い、倒れている変態を睨みつけているエアトスに若干引き気味で尋ねる
『ただこの変態の精神を殺っただけです。心配はナイです…多分』
さっと目を横に逸らして答える
「多分!?どういうこと!!」
『軽くて一部記憶喪失、酷くて廃人なんで…まぁ、人類から変態へとクラスアップしているような人はただでは死なないのでよっぽど大丈夫でしょう』
頬をぽりぽりと掻きながら応えるエアトスは少し気まずそうである。
「なぁ、紫苑!こいつっておまえの精霊なのか!すげーな、おい!」
十代が目をキラキラさせて、此方をみてくる。そういえば、居たなおまえ。
「え、十代って精霊見えたの?」
まあなと鼻をこすりながら誇り高そうに言う
「そういえばおまえ、俺をここに連れて来たあとどこに行ってたんだ?」
『あぁ〜……ちょっとあの変態を抹殺するために武器取りに行ってました。遅くなってごめんなさいね』
てへぺろと舌を出しながら謝るエアトス。その手には大鎌が握られているのでシュールだ。
てか、何故にデスサイズ!?そこは聖剣じゃないの!!
「あ!やべえ!今授業中じゃん??俺戻るわ!」
ダダダと走り去ってしまう十代。その後ろ姿を呆然と見送る紫苑
着いたところで授業終わるぞ…
「はぁ。まぁ何にせよ、何事もなくてよかったな、紫苑」
大きく溜息をつく刹那。そして、名前を呼ばれたことにら驚く紫苑
「え?なんで知ってんですか??てか、そういえば、名前聞いてないや」
「俺は刹那だ。呼び捨てで構わん。それとおまえ、叢雲の弟?だろう」
なぜか弟のところが疑問形の刹那。弟だよ??とシャウトする紫苑
「え〜と、刹那
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