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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第61話 部長のお仕事
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「ここは?」
「博物館、だな」
部長に連れられ魔法陣で跳んだ先は遺跡からの発掘品などが所狭しと展示された博物館だった。あんまり詳しくないけど、古代エジプトなんかの発掘品なんだと思う。
「これはグレモリーさん!」
そして跳んで来た俺達に話しかける白衣を着た初老の男性が一人。この人が今回の依頼主か?
「ごきげんよう教授。例の依頼を叶えに来ましたわ」
どうやら依頼主らしい。教授ってことは大学の先生さんが研究で博物館に出入りしているのかな?
「おぉっ! それはありがたい限りです!」
「こちらは西浦教授。世界各地の古代文明について研究されているの」
と部長が俺達に依頼主を紹介してくれた。
「それで教授、私達に調べてもらいたいものとは?」
「えぇ、それなのですが、その前に私の研究室の研究生を紹介させてください」
そう言って携帯で何処かへ連絡を取ろうとする教授。それを部長は慌てて止めようとした。
「きょ、教授? あまり依頼と関係のない者を関わらせるのは……」
「いえ、それがどうやらすでにグレモリーさん他何人かとは面識があるようでして……」
「え!? い、一体誰かしら?」
俺達と面識がある? まぁ今の言い方だと部長とは面識はあっても俺とは面識がない可能性もあるけど……一体誰だ?
そして教授が電話してやってきたのは……
「あ、あの……」
見間違えるはずもない、武者鎧から見事な金髪をなびかせ、その姿からは想像も出来ないほどの可愛らしい声をお持ちの!
「お、お久しぶりです、悪魔さん」
そう! かつて夜の大学のキャンパスへノートを取りに行くのに付き合い、更にはラブレターの書き方まで指南した鎧武者少女、スーザン! さらに!
「やぁ、君たちのことはスーザンから聞いているよ」
学生服の上から漢服のようなものを羽織っているスーザンの元想い人、曹操さん! もう会うことのないと思ってた人たちとのまさかの再会だった!
「スーザン! あなただったのね! それでどう? その後彼とは?」
「え、えへへへ……、お、お陰様で私、今幸せの絶頂です。堀井くんとは時間があればいつも一緒にいるくらいラブラブです! その節は本当にありがとうございました!」
「いいのよ、私達も代価を貰って仕事としてしたことですもの。でもその後も順調なら何よりだわ!」
と、にこやかに会話を交わす部長とスーザン! 会話だけ聞いてると微笑ましいのに絵面は絶世の美女と鎧武者だからひどいもんだ!
し、しかしスーザン、あの西洋甲冑を着た堀井さんとラブラブか……。
「あの、スーザンと堀井さんってそんなにラブラブなんですか?」
ちょっ
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