第2章 闇艦娘、響
第01話
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れは当然の反応だろうよ。でもな、その当然の反応を超えてみろや。闇艦娘っていう仲間同士で俺を取り合うんじゃなくってよぉ、仲間同士で平等に俺を愛するんだって考えを変えてみろよ。男女はふたり同士でつがいになるのが当たり前、一夫一妻が常識……そんな勝手な常識やら本能やら欲なんてもんはよぉ、捨てちまえ、超えてみろや」
提督は無理やり響・黒の顔を上げさせて、乱暴に唇を重ねた。
「いいか? つがいになるっていう常識はよぉ、男も女も共に多数いる環境やら社会やらが、そう思わせてるだけなんだぜ? 男女が1対1でくっつくのが子孫を残すのに最適だし、リスクが少ねぇから、それが常識なんだと思い込んでるだけだ。だがなぁ、別に多対1でもよう、子孫は残せるんだぜ? 一夫多妻でも問題は無ねぇんだ。一夫一妻よりもリスクがあって効率が悪いってだけだろぉ? だからよぉ、そういう自然の摂理に踊らされんな。そんなもん超越しちまえ。世の中の常識は真理じゃ無ぇんだ」
響・黒は納得できないという顔をしている。
「響・黒よぉ、ここはどこだ? 鎮守府だろぉ? ここには男である提督の俺がひとりいて、女である闇艦娘がたくさんいる。社会的にも環境的にもよぉ、多対1になっちまうはしょうがねぇことだ。多対1は鎮守府の常識、当たり前ってやつだ。そういった背景があるってのによぉ、いつまでも一夫一妻なんて常識に囚われてたってよぉ、ここじゃ通用しねぇぞ? 多対1っていう現実をよぉ、まずは受け入れろ。そんで多対1の常識に考えをシフトしろ。そうすりゃあ、お前は今よりも幸せになれんぜ」
「幸せに? 今よりも?」
「そうだ、今よりも確実に幸せになれんぜ。なぜかって? 鎮守府での常識が多対1ならよぉ、1である俺を多であるお前らが平等に愛するようになれば、全員が全員、幸せだろぉが。俺を独占しようだとか、他の女とシてる俺を見て嫉妬しちまったり、羨ましく思ったり……そんなもん無駄で邪魔でやっかいなだけだろぉ? そういう感情さえ無くなっちまえば、あとは幸せだけが残るんだ。な? 幸せになれんだろうが」
提督にそう言われると、それが正しい気がしてしまう。
冷静に考えればただのへ理屈なのだが、強気な提督に押されてしまい、響・黒はそれが正しいのだと思わされてしまう。
提督の言葉が響・黒を洗脳していく。
「私も……幸せになれるかな」
「ああ、なれるぜ。邪魔な感情をとっぱらっちまえばなぁ」
響・黒は小さく溜息をつき、言い直す。
「言い方が悪かったみたいだね。私を……幸せにしてくれる?」
提督は響・黒のスカートに手を入れ込み、布越しに秘肉門をさすり撫でる。
「あ……」
「俺にマ●コ触られて、嬉しいだろぉ? 幸せになったろぉが」
響・黒は頬を膨らませ、明
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