マクロスF
0740話
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かなりそうだ。
慌ただしく視線を周囲に向けながらも、今はとにかくバジュラの数を減らすべくファイターで戦場を飛び回りながら重兵隊バジュラを次々に撃破していく。
そして……
『こちらデルタ1、全機フロンティアのフォールド圏内に退避を!』
マクロス・クォーターからの切羽詰まった通信。どうやらフォールドに入るらしい。
……ランカがいるからこその決断なんだろうが、胸騒ぎが収まる事は無い。いや、寧ろ強くなってきている気すらする。何故だ? 念動力の方でも危険を知らせてきているのを考えれば、完全に俺の気のせいって訳でも無いだろうし。
そんな風に考えながら、最後の仕上げとばかりに再度ビーム砲で2匹のバジュラを撃破し、マクロス・クォーターへと向かう。
その途中でバジュラと追いかけっこをやっていたアルトがいたので、横を通り抜け様にアルトを追いかけていたバジュラをビーム砲で撃破する。
「アルト、時間が無いぞ!」
『分かってる!』
慌てたように叫ぶアルトと共にマクロス・クォーターの甲板へと到着すると……次の瞬間、バトル・フロンティアから放たれたマクロスキャノンがバジュラを纏めて消滅させていく。
……変形しなくてもマクロスキャノンが放てるんだな。
そんな風に思う間もなく、その場にいた殆どのバジュラを消滅させ……次の瞬間にはフロンティア船団が超長距離フォールドを行うべくフォールド空間へと突入するのだった。
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