第八十七話 Gate
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リス「ゼロ!?」
ルナを黙らせたのはゼロであった。
ゼロ『ナイトメアウィルスの製造システムは停止させた。電波障害も消えただろう。俺達はこれからゲイトの元へ向かう。エックスとルインもそっちに行ってるだろうからなあいつらが生きていてよかった…』
ゼロは普段からは考えられないくらい柔らかい声で呟いた。
エイリア「…ゼロ、どうして連絡をしてくれなかったの?エックスもルインもアイリスもずっとあなたのことを心配して……」
ルナ『まあまあ、ゼロにも色々あったんだ。それより今は…悪夢を終わらせるのが先決だろ?』
ゼロ『…終わらせる。俺達でな、今度はすぐに帰ってくるから待っていてくれ』
通信が途切れた。
エイリアとアイリスの胸に温かいものが灯った。
シグナス「ゼロは生きていたか。よかった…」
シグナスも感無量という風に言う。
アイリス「ゼロ…生きててよかった…!!」
シグナス「後はエックス達を信じて待とう…。信じるのも、我々の立派な仕事だ」
エイリア、アイリス「「はい…」」
モニターを見ると、エックス達は反撃を試みている。
ゲイトを打ち破るために、2人は命を懸けて戦っている。
エックス「…スピアショットウェーブ!!」
ゲイトが放った光球を破壊するべく、レプリカファルコンアーマーのギガアタック、スピアショットウェーブを繰り出すエックス。
光球は破壊され、破片がゲイトに直撃する。
ゲイト「ぐあっ!?」
直撃を受けたゲイトがのけ反る。
エックスとルインの攻撃を無効果するアーマーを纏っていたが、攻撃に放っていた光球が仇となった。
爆破された破片がゲイトに当たり、ダメージを与える。
敵を攻撃するはずの手段を利用されるとは屈辱であった。
一方、エックスとルインはようやく攻撃の手段を見つけ、防戦一方の戦況を逆転させた。
ルイン「行け!!」
チャージセイバーで光球を破壊し、ゲイトにぶつける。
エックスもホバーを駆使しながらスピアチャージショットで光球を破壊し、ゲイトにぶつけていく。
ゲイト「ぐっ!!」
吹き飛ぶゲイト。
ルインは壁に叩きつけられたゲイトを心配そうに見つめるが、ゲイトはエックスに向かっていく。
エックスはバーニアを吹かして、距離を取り、残った光球をゲイトに当てる。
エックス、ゲイト「「(絶対に負けられない、こいつだけには!!)」」
立場真逆の2人が共通して思うことだ。
エックスは悪夢を終わらせるため、ゲイトは自身の力の証明ために。
ゲイトはエックスに肉薄する。
ゲイト「喰らえ!!
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