暁 〜小説投稿サイト〜
SAOもう一人の聖騎士
露見する悪意その四

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
クラディールサイド

アルンのテラスで一人佇んでいると、レコンと会った。

「よう、スイルベーン以来だな、レコン」

リーファが心配でここまで来たのだろう。彼の根性は、出会って少ししか経っていない俺でも解る

「少し、話すか」

俺はレコンに全ての事を語って聞かせた。レコンは黙って聞いてくれたが、心中は穏やかでは無いだろう

「よし、悩める少年君の為にお兄さんが一肌脱いでやろう」

そういって飛翔する。レコンも慌てながら着いてきた。

「クラディールさん、何するつもりですか?」

「デュエルだよ」

短く答える。数キロ離れた所ではリーファとキリトもデュエルをしていた。恐らくあいつも、俺と同じ考えに至ったのだろう

「うわぁぁ」

「随意飛行をしなきゃ駄目だな」

デュエルと言ったが、途中からレコンへの修行になっていた。しかし、リーファも見る目があったのだろう。彼の反応速度は、SAO時代の俺に勝るとも劣らない。

「やぁぁ!」

リーファとキリトのデュエルが終わる直前、完全に随意飛行をマスターしたレコンに、ぴたりと短剣を突きつけられた

「さて、俺達も終わるか」

「ですね」

向かいの二人も和解していた。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ