第7章:過去から未来への歴史
最終話:納得の結末
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
姦解禁”って事で、私の処女を貰ってくれる気になったのかしら?」
「何言ってるのこの娘ぇ〜……ねぇ誰か助けてよ!」
「そうだよリュリュ、何を言ってるんだ!?」
出た、プロのツッコミニスト本領発揮かしら(笑)
「近親相姦解禁になるのなら、昔から思いを寄せていた僕が先だろ! アルルを交えた3Pだったら、処女にも分かり易くレクチャーしながら出来るぞ! どうだい僕等の部屋で……」
わぁ〜……ティミーが下品なボケをかました!
「か、解禁してねーよ! お前『アルル一筋?』て騒いでるクセに、やっぱりリュリュに未練タラタラなのか!?」
「そりゃそうですよ! 相手はリュリュですからね……未練タラタラです。それにリュカ家の男子としては、複数の女性を相手に出来ないと失格みたいですからね……ねぇウルフ君(笑) まさか君がリューノに手を出すとは思わなかったよ」
「違う……どっちも俺が手を出されたんだ!」
「どういう事ウルフ……自分は被害者だって言いたいのかしら?」
「リューノさん……男なんてそんなもんよ。何時だって自分の都合だけなんだから! 穴が開いてりゃなんでも良かったって事なのよ」
「あ、ちょ……ち、違うって! そう言う意味じゃなくて……やだなぁ二人とも。マリーもリューノの事も愛してるよぉ……本当だよぉ」
いや〜我が息子も成長したわねぇ。この師弟を困らせるなんて……格好いいじゃないのよ!
「さて……何やら忙しそうなので私はそろそろお暇させてもらいますよ」
「あ、待てヒゲメガネ! テメー……人様の家庭を滅茶苦茶にしておきながら逃げるのか!? 無責任だぞコノヤロー、それでも神か!?」
「無責任とは心外な……全部リュカが蒔いた種でしょう。言葉の通り種を蒔き散らかした結果でしょう」
「お前が僕を過去に召喚しなければ、こんな事にはならなかったんだよ!」
「貴方が種を蒔き散らかすから、世界を構成させる為に過去へ送らなきゃならなくなったんでしょう! 過去で女性と関係を持たなければ、未来が狂う事もなかったんです! 自業自得ですよ」
「違う! 僕の性格は知ってるだろ。過去に送ったらどうなるのか……世界のバランスはどうなっちゃうのかって!」
水掛け論だわ。誰かが止めないと……
私は周囲を見渡し彼等を止められる人物を探す。
しかし……ウルフ君は二人の彼女に責められ余裕がない。
ティミーは……リュリュを口説こうとしてアルルちゃんに叱られてる。
こういう時はオジロンよね。
そう思い視線を向けると……あれ、居ない?
さっきまで居たのに逃げられたわ!
先程ティミーが格好良くなったって思ったけど、やっぱり真面目君は真面目じゃなきゃ物事が滞るのね……
撤回するわ、さっきの感想を!
でも……
こ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ