五話:ヴァリアー
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
だよ?声デカすぎだろ、それに隊員達も普通に答えてるってどういうことだよ……。
まあ統率のとれた部隊になったと捉えておくか。
さて、カスマフィア共には俺の匣の実験台になってもらうか。
リングが手元にないので直接俺の炎を注入するタイプにしたんだがどうなることか……。
匣を取り窓から飛び降りると、すでに隊員達が揃っていた……中々出来る様になってきたじゃないか。
「今からカス共をカッ消しに行く……分かってると思うが俺の命令に背いた奴は――カッ消す!!」
「「「「「はっ!!!」」」」」
「野郎どもおおおっ!!派手に行くぜええええっ!!!」
「「「「「オオオオッ!!!」」」」」
「はっ、カスザメの煽りにしちゃあ上出来だ。」
さて、カッ消しに行きますか。
「飛ばすぜええええっ!!!」
「ヴぁ、ヴァリアーだああああっ!!?」
「俺達を殺しに来たんだ!!?に、逃げろ!!!」
「ドカス共が今更生きながらえようなんざ思うんじゃねえよ、カッ消えろ!!」
「「「ぎゃあああああああっ!!!??」」」
逃げようとするカス共をカッ消していく。こうも弱いくせに悪事を働こうとするなんて余程頭が弱いらしいな。それとも隠せば何とかなるとでも思っていたのか?
どちらにしろこうなった以上は一人たりとも逃がす気はないけどな。
「?おぉい、実験体はどうするんだ?ボス。」
「助かりそうな奴は助けろ。」
「了解だあっ!!!」
そう言うとスクアーロはカス共を切り裂きながらどこかに行ってしまった。
まったく……あいつの血の気の荒い性格はどうにかならないのか?あんなんじゃ敵の罠にかかるぞ?まあ、あいつを止めれる奴なんてそうそういないだろうけどな。
何だかんだで俺が一番信用している部下だ。
「さて……ドカスの頭を消しに行くか。」
小賢しいカスの事だ、部下を見捨てて自分だけは隠れているに違いない。
自分だけが助かろうなんて甘い考えを骨の髄ごと灰にしてやろう。
どこに隠れていようが超直感の前では無意味だ。カスの居場所位すぐに分かる。
「西か……。」
西の方にいると直感したので壁を破壊しながら進んで行く。今ドライグは脅して別の仕事をさせているので神器は使えず、死ぬ気の炎だけだ。
まあ、神器なんて使わなくてもカスには十分だろう。
それと、どうせここは壊す予定のアジトだし、別に壁に大穴開けたところで何も言われないだろう。しばらく進んでいると三人の気配が感じ取れてきた……一人は人間で残りの二人は……悪魔だな。
一つずつ壊していくのにも飽きたので憤怒の炎で一気に壁を粉砕する。
「客に茶ももてなさねえたあ、気が利かねえな。」
「ひっ!!な、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ