暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth13邂逅・新たなる堕天使〜Unvollendet Egr?goroI〜
[10/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
で飛んでくる。軌道は無差別。そしてどこから飛んでくるかも判らない。だから少しでも気を抜くと、質量で圧殺されちゃう。

「もういいよっ! 本当にこのままじゃ殺され――」

『「ズィーベン!」』

あたしとシグナムは同時に叫ぶ。ズィーベンに直撃する軌道の岩塊が2つ。今から回避行動に移るにはあまりにも遅すぎる。フォローに回るにも遅すぎて。世界がゆっくりに見える。いやだ。ズィーベンの死に様を、ハッキリ見る事に・・・。

「(そんな・・・こんなのって・・・・。お願い、助けて・・・)マイスターっ!!」

――削り抉れ(コード)汝の裂風(ザキエル)――

空からすごい勢いで落ちてきた竜巻がズィーベンを捉えていた岩塊を粉砕して、地上に着弾する前に消滅した。シグナムの“レヴァンティン”ですら傷一つ付かなかったゼフォンの岩石がたったの一撃で・・・。こんな事が出来るのは、あたしが知る中だとたったの1人。あたしの大好きな・・・

「マイスターっ!」「オーディンっ」

12枚の蒼い光剣の翼を背中に生やしたマイスターが降りてきた。ズィーベンも「すごい・・・」って驚いてる。でもなんだろう。今のマイスター、すごく・・・恐い。シグナムも『様子がおかしいな』って思念通話を送ってくる。

「ふざけるな、クソガラクタが。・・・エグリゴリの複製品如きが、カーネルの魔術を扱うだと?」

普段のマイスターの口からは絶対に出て来ない汚たない言葉が出た。それに、複製品って。え? ゼフォンってマイスターが捜し求めてる“エグリゴリ”じゃなかったの・・・? あ、でもゼフォン、イリュリアの新兵器ってやつだったっけ。じゃあマイスターの捜し求めてる本物の“エグリゴリ”は、イリュリアと繋がってるって事・・・?
マイスターと“エグリゴリ”の事を考えていると、ゼフォンが大きく笑いだして「見つけたぜッ! 神器お――」そこまで言ったところで、

――舞降るは(コード)汝の麗雪(シャルギエル)――

何十本っていう氷の槍がマイスターの周囲に現れて、一斉にゼフォンへ向けて降り注いだ。岩壁がゼフォンを守るために盛り上がってきたけど、マイスターの放った氷の槍は岩壁に突き刺さって凍結させていく。マイスターは「複製品如きは早々に舞台を降りろぉぉぉッ!!」怒声を上げて、

――殲滅せよ(コード)汝の軍勢(カマエル)――

数える事も出来ないくらいのいろいろな属性の槍を展開、「ジャッジメント!!」って指を鳴らして号令、一斉に振らせた。

「こんな温い攻撃じゃ通じねぇんだよッ!!」

――空衝岩槍穿(シュレッケン・シュペーア)――

凍った岩壁を粉砕して突き出してきた鋭く尖った岩の塔が、マイスターの槍群を迎撃。そのままマイスターと側に居るズィーベンを掠めて行
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ