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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth13邂逅・新たなる堕天使〜Unvollendet Egr?goroI〜
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させていただきます」

議会場全体に聞こえるように告げ、議会場出口へと向かう。その間にクラウスに名前を呼ばれたような気がしたが、彼には悪いが今は前線の状況の方が重要だ。
シュリエルに『すぐに向かう。大変かもしれないが、もうしばらく耐えてくれ』と言い、空戦形態ヘルモーズを展開して開け放った窓から飛び立つ。全力も全力。直線限定の最高速マッハ10で空を一直線に翔ける。すぐに戦場へと辿り着き、「あそこか!」ソニックブームで周囲を破壊しないように速度を落としてから降下。

「シュリエル! ヴィータ!」

「「オーディン!!」」

シュリエルが治療に当たり、ヴィータが近付いて来るイリュリア騎士たちを潰している状況。そして横たえられているザフィーラは、自身から流れ出た血溜まりの上だった。腹には剣らしきもので貫かれた傷跡と、そして胸には何かで抉られた事で開いた穴。いつ消滅してもおかしくないダメージだ。よく保ってくれた、ザフィーラ。頑張ったな。私の登場に、イリュリア騎士たちは「ヒッ!」と短い悲鳴を上げてたじろいだ。

「あとは私が引き受ける。シュリエルとヴィータは戦闘に戻ってくれ」

「オーディン。ザフィーラ、死なないよな・・・?」

「当たり前だ。私が来たんだから、もう大丈夫だ」

――女神の祝福(コード・エイル)――

跪いて、ザフィーラに2つの傷に手を翳してエイルを発動する。ヴィータは心配そうに私とザフィーラを眺め、そして私が動けないと判断したイリュリア騎士たちは攻勢に出ようとした。それに気付いたヴィータは「テメェら、邪魔すんな!」と“グラーフアイゼン”をブン回して迎撃再開。
シュリエルも「オーディンの邪魔をするならば、今すぐ殺す」と冷めた声を静かに発した。その一言で、イリュリア騎士たちは一切の動きを止め徐々に引き下がって行く。そこまで脅されても退こうとしない連中も居る。シュリエルが迎撃態勢に入ったところで、

「治療に専念した私が、いつ攻撃できないと言った・・・?」

――舞い振るは(コード)汝の獄火(サラヒエル)――

火炎の魔力槍を10基と展開し、残っている連中に穂先を向ける。そして「焼き殺されたい奴は掛かって来い」と最終警告すると、「退け!」と連中は引き下がって行った。すぐにサラヒエルを解除。ただでさえ魔力消費の多いエイルの発動中だ。中級術式とは言えサラヒエルの同時発動は辛かった。徐々に傷口が塞がっていくのを見たヴィータは「ザフィーラの事、頼むよ、オーディン」と言った後、この場から去っていった。

「私も出撃します」

「シュリエル。こうなった経緯を知りたい。戦闘中、思念通話を繋げることになると思うがいいだろうか・・・?」

「はい。構いません。では私の方から繋げますので」

「すまない
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