マクロスF
0739話
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の苛立ちを含んだ声は、間違い無くオズマのものだ。
だが、ある意味ではありがたいとばかりにシェリルに毛布を掛け、上着を羽織りながら扉へと声を掛ける。
「どうした、何かあったのか?」
『何かあったのかじゃねえっ! バジュラ共が攻めて来たんだよ! 迎撃に出るぞ!』
「了解!」
ちぃっ、また厄介な時に攻めてくるな。もう少しタイミングってものを考えろよな。
下着やら上着やらを急いで着て、シャワーに入る時間が無い為に空間倉庫から取り出した消臭剤を使っていると、一糸纏わぬ姿のシェリルがベッドから俺の方へと近付いてくる。
「いい、アクセル。あたしを傷物にしたんだから、絶対に責任を取って貰うからね。生きて返ってきなさい!」
その言葉と共に重ねられる唇。30秒程経ち、唇が離れたときには再びの銀糸が俺とシェリルの間を繋いでいた。
「そ、それに、アクセルの恋人達の事も後できちんと聞かせて貰うからね!」
シェリルの言葉に小さく笑みを浮かべ、再び重ねるだけのキスをしてから部屋を出るのだった。
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