暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0739話
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に抱き付いたまま噛みついてきたので、年齢不相応に巨大な双丘がグニュリと俺の胸板でひしゃげているのが見えるし、感じられた。
 そんなシェリルの肢体を楽しみつつも、そうじゃないと首を振る。

「基本的に俺の本当の姿ってのは、20代の方なんだよ。勿論この姿も偽物じゃないのは事実だが……」
「何が言いたいの?」
「つまり、だ。ぶっちゃけ俺は18歳以下の相手に手を出すつもりはなかった」
「あら? ならあたしに手を出してもいいでしょ?」
「……何でだ? 確かお前は17歳だろ? あやかや千鶴、円や美砂達にも俺の恋人になるつもりがあるなら18歳まで待てって言って手を出していないのに」
「17歳? ……ああ、あたしが公表している年齢ね。あれは正直に言って殆ど適当なのよ。きちんと調査をしたら20歳くらいだって結果が出てるらしいし」
「何でまた年齢を誤魔化してたんだ?」
「ちょっと色々あって、あたしの正確な年齢は分からないのよ。で、その辺はグレイスの提案でね。……ところで」

 呟きつつ、一糸纏わぬ身体を俺に押しつけつつ再び首へと噛みつくシェリル。ただし、今度のはさっきと違ってちょっと痛い。
 まさかこんなところで混沌精霊の力を使う訳にはいかないしな。

「何だ? ちょっと痛いぞ」
「黙りなさい。あやか? 千鶴? 円? 美砂? ……さらりと名前を出したけど、この4人ってどうみても女の名前よね?」

 ペロリと首筋を舐めながら追究してくるシェリルに、思わず苦笑を浮かべる。

「そもそも、こういう寝物語であたし以外の女の名前を出すのはマナー違反だけど……色々と他にも聞いておかないといけない事があるみたいね」

 そう告げ、まるでマーキングをするかのように首筋を舐めながらそう告げるシェリル。身体を動かす度に俺の身体の上でシェリルの柔らかな肢体がこちらを刺激してくる。

「あー、その、だな。実はこう見えて恋人がいたり……だな」
「へぇ、それがその4人……って訳じゃないわよね? 18歳以下には手を出さないって言ってたもの。じゃあ、その4人の他にも誰かいるんでしょ? ほら、あたしが優しく聞いてあげているうちに白状しなさい」

 再びカプリと首筋に噛みつき、傷口を舐めるシェリル。

「うん、まぁ、その……ちょっとだけな?」
「ちょっと? そういう言い方をするって事は1人じゃないわね。何人?」
「……4人」
「……ふぅん。予想外に多かったわね。で、恋人が4人もいる状態であたしに手を出した女誑しさん? 何か弁明、言い訳、釈明、その他諸々何かあるかしら?」

 シェリルの言葉に何か言おうとした、その時。
 ドンドンドン、と部屋の扉が強引に叩かれる。

『おい、アクセル! 携帯も通信装置も電源を切って何してるんだ!』

 そ
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