旧校舎のディアボロス
一章
第二話 悪魔に転生しました!
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っつーの、それよりも数日前に俺がお前に彼女がいるって話してなかったか?」
「い、いいや、し、しらねぇなぁそ、そんな話……」
そう言いながら匙は首をキキキと機械音を立てるかのような感じで首を横に向けた。なぜ匙にこのような質問をしたかというと匙は嘘を付けれるがすぐに顔や態度に出てしまう。今回は両方に出ている、つまり匙は天野夕麻という女の名は知らないがそういう女性が居たことは知っている。というか名前は教えてないから知るはずがない。
「そうか、そうだな。悪かったな変なこと聞いちまって、今日はもう帰るわ」
「いや別にいいけど悟志、夜道は気を付けろよ」
「おう、会長にもよろしくな」
そう言って俺は生徒会室を後にし昨日彼女とデートした場所をゆっくり回ってみることにした。そして日が落ちてきたころ俺はあの噴水のある公園についた。
俺は昨日彼女が立っていた場所に手をつき考えてみることにした。まずはなぜ彼女は俺を殺したのか?それは俺に宿っている神器が堕天使陣営に多大な影響を与えるからである。それではなぜ異世界から来た俺は神器を宿しているかである。神器とはあくまで元々生まれ持って持っているかもしくは外から無理やりつけられるかだが、俺は前者も後者も不可能であるなぜならまず、俺はそんな物無理矢理付けたもしくは付けられた覚えはない。そして俺の居た世界はここの世界との因果関係は皆無なのだから前者も後者もありえないはずである。
そうやって考えていると後ろから複数の気配があり、振り向くと一人の男性が立ってこちらを見ていた。
「警察官が補導に来たわけでも外国人観光客が迷い込んだ訳でもなさそうだな。貴方は何者ですか?」
「そういう貴様こそ何者だ?……まぁ良い近くに仲間の気配も主の気配もしない。つまり貴様ははぐれか。ならば殺しても何の問題もあるまい」
そういうと男は俺に光る槍を持って襲い掛かってきた。だが指して問題はない、悪魔になったが俺の実力なら光の槍すらどうにかする対処方法はある。今考えていることはこいつを殺しても良いのかどうかだ。
男は黒い翼つまり堕天使の翼を広げ空中から襲ってきた。
「てめぇがはぐれを各地で殺している堕天使かよ!」
「そうだ!だから貴様も私の暇つぶしのために死ねぇぇぇぇ!」
男は空中から走っている俺に向かって光の槍を振りかざしそれを投降した。だが、
「熾天覆う七つの円環!」
だがしかし俺はそれをまるで七つの花弁の様な花の形をした盾で槍を弾き飛ばした。
「貴様!何だ今のは!」
「なに昔古い友人が使っていた技の一つさ」
「貴様ぁぁぁぁ!」
男は新たな光の槍を手にしそのまま俺に突っ込んでこようとし、俺もそれに対抗しようたその時黒く何かの力の波のようなものが男が手に持っていた槍に
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