旧校舎のディアボロス
一章
第二話 悪魔に転生しました!
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
世界に……さてここからが今日のミッションのメインだ。今のところ誰も俺に駆けつけてこない。つまり今日は監視役が居ないということになる……だが俺には先ほどもらった魔方陣の書かれた紙がある。これは微弱ながらも魔力を秘めているつまり本物である証拠である。
(だから……だったら俺のもとに来い、俺を助けろ……その為に俺にこの紙を渡したんじゃないのかよ……リアス・グレモリー?)
その心中の中、俺は意識を失った。
「貴方はこれから私のために仕えなさい」
◇―――――――――――――◇
「う………ん………ここは……」
俺が目を覚ましたのは翌日の朝、自宅でベットの上でだった。
「イグニ、昨日はうまくいったのか?」
「はい、かなりギリギリでしたが私の正体もバレずマスターは悪魔に転生し転生後すぐに魔章石とのリンクを再接続。そしてリアス・グレモリーさんがこの家にマスターを転送後ベットに寝かせてくれました。なお黒歌さんはこの家に居ることはバレていない様子です」
「そうか、それは良かった。それじゃあ朝食と今日の弁当の支度でもするか」
そう言って俺はベットから出てキッチンへと向かった。しばらくすると黒歌が起きてきた。たぶん匂いにつられてだと思う。
「おはようだにゃあ〜主様〜ふあぁぁぁ」
「おはよう黒歌。もうすぐ朝食ができるから先に顔洗ってきな」
「は〜いだにゃあ」
そう返事をしながら黒歌は目をこすり洗面所へと向かって行った。黒歌は見た目も年齢的にも大人だがこういう時だけ子供のような気がして俺は少し安心する。今日も平和だな〜と……
俺と黒歌は朝食を済ませると俺は片づけを済ませ学校へ行く準備を済ませた。
「黒歌!俺はもう行くけど昼食はいつものところにあるから適当な時間になったら残さず食べるんだぞ〜」
「はいにゃ!主様も今の体は人間じゃないんだからはぐれ悪魔狩りには気を付けるにゃよ?あいつら適当なこじ付けで襲ってくるからにゃあ」
「分かった。それじゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃいにゃあ〜」
そして俺は学校に着くと取り敢えず松田と元浜に「天野夕麻という女性の名に聞き覚えはないか?」という質問をしてみるが二人は口をそろえて知らないと言った。そこで理解した彼女は俺を殺した後に自分に関係する出来事の記憶を消したのだと……
放課後になり俺は特に匙から手伝いを頼まれたわけではないが生徒会室に向かった。
「おう、悟志!どうしたんだよ今回は何も頼んでないよな?」
「ああ、そうなんだがお前に聞きたいことがあってな」
「聞きたいことか?なんだよお前にしては珍しいじゃねぇか」
かかった!と思った。俺は取り敢えずこのまま自然に質問することにした。
「珍しいは余計だ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ