暁 〜小説投稿サイト〜
火猫の少女と虚無
サイトの実家
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だったら反対されると思う。
だから来るのに勇気出したんだもの
なのに歓迎されるなんて・・
理由が気になるわ・・

 不思議そうに、眺めてるに気づいたのか、笑顔が
難しそうな顔付きに変わっていた。

「私ねーーーー娘が欲しかったのだから、こんな可愛いくて、誠実にあの子を考えて愛してくれる娘を反対なんかしないわ・・サイトをお願いします・・できたらーーたまに家にも遊びに来てね」

 涙が頬をつたって流れていく、辛くないわけ
ない・・それでも祝福してくれるんだ、
私達を・・泣いてるサイトの母をいえ・・
私のお義母さんの涙を指ですくいとり。

「お義母さん・・ありがとう! 遊びに来るね絶対!」

 今、自然に笑えてるきがするわ!
優しい抱擁で温もりを感じ合う。

「それにしても、肌しっとりーー髪もフワフワで可愛い!」

 私の笑顔を見て笑顔に戻ってくれた。
ぎゅっと・・抱き締められたり腕触られたり
して、恥ずかしい。
チィ姉様と似てるかも、為す術もなく、
可愛いがられるしかなさそうね。
嫌じゃないから・・いいかしら。

「この後・・サイト帰って来たら、ハルケギニアに帰るのよね?」

 甘えた声で話してきたけど、極めて重要な、
話しであった。

「はい・・そうなりますね・・やり残してきたことが、まだ多いので・・」

 いきなり話だけして、終わったらすぐに、
帰るなんて申し訳ない・・

「責めてる訳じゃないのよ! ただ・・どうなのかなって!思っただけなの」

 顔の前で手をブンブン振って弁明する。

 本当に優しい人なんだわ・・
二人で話すことになった時は、どうしようかと、
思ったけど、よかったわ・・
でも、そろそろ帰らないと・・
丁度いいタイミングで、サイトが帰ってきたのか、
玄関で物音がした。

 ◇◇◇

 その頃サイトは・・
地元を自転車で散策していた。
やることないから、ハルケギニアに
行っても使えそうな物を買うことに、
早速、目に止まった商品を取る。

 双眼鏡とかいいな・・・・買おう!

 色んなもの見て回ってたため、
行く場所が無くなり始めていた・・
そうだ・・立ち読みでもするかな・・
買い取りしてる店は中古本を読めるから、
助かるよなーー料理の本か買って
シエスタに作ってもらうのもありか・・
どれ、適当に目の前の本を取りパラパラと、
流し見すると! 作り方が次々と
頭に入ってきた・・これって!
ガンダールヴの力だよな、なら・・
その後、武術書を立ち読みするのに時間を
割いていた。思ったとうりに知識に
なった・・これなら普通に戦っても
オレ強いんじゃないかな・・
あっーーそういや時間は?
ふと思い
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