四話:大変な変態
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化け物だ?はっ、笑わせんな!!力のねえ化け物なんざ存在しねえ!!!」
「強くなったら化け物になるのですか?」
「てめえが考える化け物が何なのか知らねえがてめえはそこの親父が化け物だと思うか?」
「父様は化け物なんかじゃない!!!」
「そいつは俺よりも何倍も強えぞ?それでもか?」
「はい!!」
「そう思うなら、てめえが化け物じゃないことぐらい分かるだろうが。」
「そ、そうなんでしょうか……。」
ああ、めんどくさいなこいつ。自分の意見がないのか?
「てめえの生きたいように生きててめえのなりたい自分になりゃいいだけだろうが!!!うじうじ悩み過ぎなんだよてめえ!!!!!」
「なりたい……自分……。」
「後は勝手に考えやがれ!!!」
そこで話を切り上げてさっさと帰ることにする。さっき俺が壊した場所はセバスチャンが既に直していた。流石だ、セバスチャン。
「あ、あの!!」
「あ?」
「その……話を聞いてくださってありがとうございます。」
「けっ…………もう悩むんじゃねえぞ。」
「っ!?はい!!!」
礼を言われるとなんか調子が狂うな……何なんだよ、いったい。
(相棒は―素直じゃ――ないから―な)
(そうです――ご主人様は―素直じゃ―ない―です)
(てめえら痺れながら喋るんじゃねえよ!!気持ち悪いだろうが!!!)
(雷と―ご主人様―の――罵倒――気持ち―いいっ!!!!!)
今日は早く寝よう……一生分疲れた気がする……。
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