第八十五話 Guardian
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ゼロとルナは強力なデータ反応を感知した。
一瞬ハイマックスかと思ったが違う。
無機質な奴とは違い、何処か剛直な気配がした。
ルナ「あいつは…」
扉の向こうにはかつて自分やエックス達が救えなかったレプリロイドの姿があった。
ゼロ「シールドナー・シェルダン…」
シェルダン「来たかゼロ…そしてジャンク屋の娘よ」
ゼロ「あの時はすまないことをした…。イレギュラーハンターが本物のイレギュラーを見抜けないとは…部下とはいえハンター失格だ…」
シェルダン「世の多くの人が君のことを必要としている。私はガードとしての役目を果たせなかった…イレギュラーに間違えられるほど世間から必要がないと悟った私は…然るべき道を選んだだけ…しかし私を必要としてくれる人がいたのだ。あのお方は…再びチャンスをくれたのだ…。そして今度こそガードとしての使命を全うするつもりだ命に代えてもあのお方をガードする!!」
ゼロ「止めろシェルダン!!お前なら分かるはずだ!!今何をすべきか…主の暴挙を止めるのも“守る”ことなんじゃないのか!!?」
ルナ「そうだぜ!!主の間違いを正すのは“守る”ことに繋がる!!」
ゼロとルナの言葉にシェルダンは答えず、貝型のシールドを手に取った。
シェルダン「…来いっ!!」
ゼロ「チッ!!ルナ、下がれ!!」
シールドが投げられた。
セイバーで破壊を試みるが、堅固な盾に損傷を与えられなかった。
直撃する寸前、ゼロはダッシュでかわし、シェルダンにゼロナックルによる打撃を喰らわせる。
シェルダン「ぐはっ!!」
ゼロ「戦いたくはなかったが…仕方ない!力ずくで通してもらうぞ!!」
シェルダン「そうはさせんぞゼロ!!」
シェルダンは貝を戻すとその中に入り、ゼロ目掛けて体当たりした。
ダブルジャンプを駆使して回避し、リコイルロッドを喰らわせるが効かない。
どうやらシールドに身を隠しているうちはどのような攻撃をもってしても通用しないようだ。
ゼロはバスターを抜き、シェルダンが生身を現した時にダブルチャージショットを喰らわせるためにチャージを始める。
そして姿を現したシェルダンにバスターを向ける。
ゼロ「ダブルチャージショット!!」
シェルダン「甘いな!!」
今度は別のシールドを張り巡らせる。
オレンジと青の光で全身を守る。
おまけにシールドからは光弾が放たれた。
ゼロ「(くそっ、反撃の隙を見つけないと…)」
シールドブーメランで光弾を跳ね返すがそれすらも防がれた。
シェルダン「逃がさんよ!!」
防戦一方のゼロを追い掛けるシ
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