第193話 幕開けと共に終焉、終焉と共に惨劇は訪れる
[7/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!?」
マカオ「あぁ!その可能性が高くなってきたぜっ!」
ドロ「優勝したら、優勝祝いに腹いっぱい食うぞーーーっ!」
マッ「おい・・主題がズレてねェか・・・?」
娘のアスカを抱いたビスカが小さく呟き、肩を組み合ったワカバとマカオが言い、こんな時でも食べる事しか考えていないドロイの発言にマックスがツッコミを入れた。
キナ「それで初代、次はいったいどうなるんですか?」
ラキ「もちろん、考えているんですよね?」
キナナとラキがメイビスに問い掛ける。
メイ「私の計算が正しければ―――――」
ユ「!」
イレ「白光拳ッ!」
メイ「(ユモとイレーネがぶつかります。)」
チャ「イレーネ登場ーーーーーッ!」
初代の読み通り、とある広場でユモとイレーネがぶつかった。
白い光を纏った拳を振りかざしながら襲い掛かってくるイレーネをユモは華麗にかわした。これも予め、初代に言われていた。
ロメ「確かアイツも、ユモ姉と同じ格闘技を使うんだよね?」
メイ「その通りです。」
ロメオの問いにメイビスが短く答えた。
イレ「1人でも多く倒さないと優勝出来ないから、手加減は一切しないから。」
ユ「私もする気はないよ。」
イレーネが両手に白い光を、ユモが右手と左足に冷気を纏ったその時―――、
ハル「おいイレーネ、先駆けはずるいぞ。」
ユ「!?」
イレ「ハルト!」
聞き覚えのある声にユモとイレーネは同時に振向くと、雷の槍を構えたハルトがそこにいた。
メイ「え?」
チャ「ハルト乱入ーーーーーッ!」
メイビスが素っ頓狂な声を上げ、チャパティ・ローラが叫んだ。
ユ「(初代の読みだと、ハルトはここには現れないはずなのに・・・!?)」
ユモは驚いている事をハルトとイレーネに悟られないようにしながら、心の中で驚嘆の声を上げる。
イレーネがハルトの方へ駆けて行き、ハルトの横に並んだ。
妖精の尻尾の魔道士が1人、海中の洞穴の魔道士が2人―――――。
ハル「2対1でも、相手してくれるだろ?」
イレ「でも、手加減はしないからね。」
ハルトが雷の槍を構え、イレーネが再び白い光を両手に纏いながら言った。それに応えるように、ユモは氷の双剣を造形した。
ユ「もちろん、本気で相手になってあげる。2人まとめて、かかって来て!」
エル「ユモとイレーネのはずなのに、ハルトが乱入した・・・」
ウォ「しょ、初代・・・これは・・いったい・・・?」
エルフマンとウォーレンが歯切れ悪くメイビスに問い掛ける―――が、
メイ「わ、私の計算が・・・うっ・・
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ