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101番目の舶ィ語
原作一巻 第0章 プロローグ
プロローグ2。都市伝説??
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ちょっと怖い話好きなら、一度くらいは耳にしたがあるかもしれないオカルト。
いわゆる都市伝説と呼ばれる噂話。
俺もこの『電話で追いかけてくる何者か』の話は知っていたが、まさか自分が体験することになるとは思っていなかった。

(まるで探偵科で上級生に尾行されてる気分だ……。)

一体何が目的なんだ、そもそも、俺なんか追いかけてきてどうするつもりだ?
足音は止むことなく、俺が歩く、あるいは走る速度とまったく同じ速度でついてくる。


「くそっ、なんだってこんな事に!」

肺に残っていた空気を吐き出しながら走り続けた。
俺がどんなに走っても、走っても、走っても。
背後から聞こえる『コツ、コツ』という足音は消えることはない。
むしろ、気を緩めればどんどん近づいているようにさえ響いてくる。
そう、俺がこんなことにあっている理由____ならいくつか心あたりがあった。

その始まりは昨日、キリカとの、朝のトークタイムからだ。











サイド???


俺がこの世界にやって来たのはただの偶然だったのだろうか?
今になっても、何故あんな出来事に巻き込まれたのかはよくわかっていない。
本当に、あんな方法でよかったのかと、悔いを残すことだってあった。
だけどたまに、こう思う。

全ては『運命』によって、そうなったんだ、と。



運命に導かれたかのように。
運命から身を護る為に。
そして、運命を変える為に……。

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