ターン13 正義の闇と運命の光
[6/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「そして装備魔法、重力砲を発動してルドラに装備する。このカードは1ターンに1度、装備モンスターの攻撃力を永続的に400ポイントアップできる。俺は、早速この効果を使用させてもらう」
ルドラの背面からにょっきりと砲台がせりあがってきて、ルドラが足を踏ん張って力を込めるとその先端に光がチャージされていった。
A・O・J ルドラ 攻1900→2300
「ほう。ですが、たかだか400程度の攻撃力アップでは………」
「これだけあれば十分だ!ルドラでムーンに攻撃、その瞬間ルドラの効果発動!このモンスターが光属性とバトルを行う時、その攻撃力は700ポイントアップする!」
砲台から放たれた一筋のビーム。それは触手で迎え撃とうとするムーンの目の前で急に勢いを増し、ガードをとる前にその胸のど真ん中に風穴を開けた。触手が力なく垂れ、目の光も暗くなってゆく。
A・O・J ルドラ 攻2300→3000→
アルカナフォースXVIII−THE MOON 攻2800(破壊)
斎王 LP4000→3800
先手を打ったのは三沢。だが、その表情は晴れない。確かにダメージは与えたが、まるで勝っている気がしないのだ。有利なのは自分のはずなのに、まるでここまでの動きがすべて読まれているような。すべてが運命であり、その通りに動いているだけのような………そこまで考えて、バカバカしい、と首を振る。デュエルモンスターズは理論と運のゲーム、運命なんてまやかしの介入する余地はない。それが彼なりのデュエル感である。
「カードを1枚セット。ターンエンドだ」
斎王 LP3800 手札:1
モンスター:なし
魔法・罠:1(伏せ)
三沢 LP4000 手札:2
モンスター:A・O・J ルドラ(攻・重)
黒焔トークン(守)
魔法・罠:重力砲
1(セット)
「私のターン。アルカナフォース0−THE FOOLを守備表示で召喚。さあ、この愚者の回転を止めるのもまたあなたです」
アルカナフォース0−THE FOOL 守0
「戦闘破壊耐性か、だがそんなものは無意味だな。ストップだ」
「確かに。ああ、このカードで正位置が出ましたか。私にとってはなかなか珍しいことですが、まあどうでもいいですね。ターンエンドです」
「俺のターン、まずは重力砲の効果を再び発動し、ルドラの攻撃力をさらに上げる!」
A・O・J ルドラ 攻2300→2700
「そして魔法カード、アームズ・ホールを発動。このターンの通常召喚権を失う代わりにデッキトップを墓地に送り、その後デッキか墓地の装備魔法を1枚手札に加える。俺の墓地に装備魔法はない、よってデッキか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ