ターン13 正義の闇と運命の光
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運命を教えてあげましょう。あなたはこのターン、狙っていたことが一度はうまく行ったかに見えるもののその直後に絶望を見ることになるでしょう」
「なんだと?」
「今にわかることです。エンプレスでその伏せモンスターに攻撃、EMPRESS ブレッシング!」
アルカナフォースV−THE EMPRESS 攻1800→??? 守300(破壊)
「むっ………ええい、破壊されたモンスター、A・ボムの効果発動!このカードが光属性モンスターに戦闘破壊された時、フィールドのカード2枚を破壊する!俺が破壊するのは、エンプレスとエンペラーだ」
先ほどの斎王の言葉から何か嫌な予感はしたが、ここであの2体を破壊しなければエンペラーの攻撃が彼のライフを直撃することとなり、そうすることは避けておきたかった。ゆえに彼は、斎王の予想通りの行動をとらざるを得ない。
「おやおや、私のモンスターが全滅してしまいましたねぇ。ならばメイン2に移行、魔法カード、フォトン・サンクチュアリを発動します。このカードの効果により、フォトントークンを2体守備表示で特殊召喚します」
フォトントークン 守0
フォトントークン 守0
斎王の場に現れた2つの球体、そしていまだ残っている召喚権。この2つのことからこれから何が起きるのかがぴんときた三沢だが、彼の伏せカードは相手がもしアドバンス召喚をターンの初めに行った場合でも問題なくA・ボムの発動ができるようにとセットしただけのものなのでそれを止めるような効果はない。
「フォトントークン2体をリリースし、現れなさい………アルカナフォースXVIII−THE MOON!」
アルカナフォースXVIII−THE MOON 攻2800
これまでの人型だったアルカナフォースとはまた一味違う、まるで宇宙服を着ている宇宙人のようなデザインの化け物が、つぶらな瞳を光らせながら無数の触手をうねらせる。その頭上では、例のごとく回転するカード。
「ストップだ」
「正位置ですね、素晴らしい。カードをセットして、ターンエンドです」
「ならばエンドフェイズに速攻魔法、終焉の焔を発動。攻守0の黒焔トークンを2体、特殊召喚する」
「なるほど。終焉の焔のデメリット効果である発動ターンに召喚及び特殊召喚ができない制約も、私のターンの内に使ってしまえば問題はない、ということですか。さすがにアカデミアの秀才と呼ばれるだけのことはある、冷静な判断です」
黒焔トークン 守0
黒焔トークン 守0
「そして俺のターン。トークンのうち1体をリリースしてレベル5、A・O・J ルドラをアドバンス召喚!」
A・O・J ルドラ 攻1900
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