暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第1シーズン 〜千年の謎〜
第五章 【終わりとは、新たな初まり】
千年の塔
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カインが突然、迅と兵長がのんびりしていた小屋のドアを切断し飛び込んできた。
カインを見ると、汗を大分かいているそしてその顔は、とても深刻そうにしていた。

迅「何!敵か!急いで撃退しないとまた犠牲者が、、、早く行きましょう兵長????
って、、、あれ?」

迅が兵長に目をやると兵長は、壊れたドアを見てボソボソとつぶやいていた、とてつもなく暗いオーラをまとって

兵長「あれ?あれれ?なんでだろ、目が霞んで前が見えねぇや、この家、、、俺が、、、うっううっ、、俺が何年も何年も地道に人切って貯めた金で買ったのに、、、まさか弟子にぶっこわされるとは、、、、」

相当な、ショックだったようで兵長は、顔を上げない
そんな兵長を見てカインも悪いと思ったのか反省した顔で詫びを入れた

カイン「兵長、悪りぃ兵長がこの小屋、じゃなくて家にそんな愛着があったなんて知らねぇで、、、」

カインは、必死に謝っているのだが兵長は、完全に塞ぎ込んでしまっている

兵長「良いよ別に家なんていくらでも買えるし、、、つーか小屋ってなんだよ、俺にとっては、豪邸だったのに、、、そうだよ家が有るだけで豪邸なんだよ、そうだよ、、、、そうなんだよ??」

カイン&迅「面倒くせえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ????」
迅「完全に構ってちょーだいオーラ出してんじゃん!」
カイン「あれだよ!話しかけたら黙り込んで、話さなかったらボソボソと言い続ける奴??」

カインと迅は、心の中で叫んだ、声に出したら自分達の身体と兵長の心が粉々になりそうだったから

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオン??????

再び爆発が起こった、思い出してみれば今は、こんな事をやっている暇はない、空は、敵軍の戦闘機が大量に飛んでいる

迅「くそっこうなったら俺らが行くぞ!カイン!」
カイン「おう??」

二人は、小屋、ではなく家を飛び出した、
二人にとっては、初陣でもあったので勢いをつけようと全力ジャンプで飛び出した
しかし、二人が、家から出て着地した瞬間

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオン????????

家に爆弾が落ちた、、、
もともと小屋レベルだった家は、廃墟、、いやっ平原まで成り下がった、、、、
迅とカインは、げっそりしながら口を開けて家のあったほうを見ている
すると、突然瓦礫の中から声がした

兵長「くそ、、、共が??????????」

兵長は、血まみれの身体をゆっくり起こした、
片目が潰れており身体も左半分は、使い物にならない状態だ
そんな身体で立ちながら兵長は、常に持っている麻酔銃を右手だけで構えた

兵長「家の恨み????????????」

キュンパキュンヒュンヒュンヒュンキュン???
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